猫がすりすりしてくる理由

まずは本題である、猫がすりすりしてくる理由を解説します。 猫のすべての行動には意味がありますが、当然ながらこの行動にもきちんとした理由があるのです。
自分のにおいをつけて安心したい
猫がすりすりするのは、マーキングの意味が込められています。 そもそも猫は縄張り意識が強い動物なので、飼い主が外から帰ってきた時などに知らないにおいがついていると、すりすりして自分のにおいをつけます。 猫は自分のにおいをつけることで安心することから、帰宅後の飼い主や来客にすりすりするために近づいてくるのでしょう。 ちなみに、飼い主がお風呂から出た後にすりすりしてくるのも、同様の理由からです。
何かをねだっている
猫は、飼い主に何かをねだる時にもすりすりしてくることがあります。 これは飼い主へのアピールのひとつであり、過去にすりすりしたことで遊んでもらえたりおやつがもらえたりした経験を覚えているのでしょう。 また、飼い主がパソコンや新聞に集中している時にすりすりしてくるのも、自分に気を向けようとしているのです。
挨拶
猫がすりすりするのは、挨拶の意味も込められています。 猫は、仲が良い猫に対してはお互いに身体をすりすりさせることで挨拶をします。 これは、自分のにおいを相手につけつつ、相手のにおいも確認している時にみられる行動です。 ちなみに、すりすりしている時間が長いほど仲が良いといわれており、相性の悪い猫同士ではみられないでしょう。
猫は信頼している人にしかすりすりしない
猫は警戒心が強い動物なので、はじめて会う人にすりすりすることはありません。 もちろん個体差があるため人懐っこい猫であれば、はじめて会う人であってもすりすりするかもしれません。 しかし、基本的に猫がすりすりするのは信頼している証です。 もちろん猫がすりすりしてこないからといって嫌われているとは限りませんが、猫にすりすりされた時点で猫に嫌われてはいないことがわかるでしょう。
猫がすりすりしてくる時の対処方法

猫がすりすりしてきた時は、どのように対処すれば良いのでしょうか? 猫が安心してすりすりできるように、正しい対処をしてあげましょう。
放っておく
猫がすりすりしてくる時は、思い切りすりすりさせてあげましょう。 猫は挨拶やマーキングのためにすりすりしているはずなので、猫が安心するまですりすりするのを許してあげることで、満足したらやめるはずです。
抱っこする
猫がすりすりしてくる時は、優しく抱っこをするのもおすすめです。 猫を抱っこしてあげることで、猫は飼い主にすりすりするよりも自分のにおいをつけることができて、より安心できるでしょう。 また、猫を抱っこすることで猫とのコミュニケーションにもなります。
構ってあげる
猫のすりすりがしつこい時は、一度構ってあげましょう。 猫は犬のようにしつけをすることが難しいため、猫の欲求を満たしてあげるほうが解決することが多いです。 猫といっしょに遊んだり撫でたりしてあげると、猫が満足したタイミングですりすりするのをやめてくれるでしょう。
おやつを与える
猫がすりすりしてくる時は、おやつを与えるのも良いでしょう。 きちんと食事ができる程度の少量のおやつではありますが、猫は満足してくれるはずです。 しかし、猫がすりすりするたびにおやつを与えてしまうと、猫は学習して何度もすりすりしてくる可能性があります。 そのため、猫がすりすりしてきても毎回おやつを与えるということはせず、気まぐれで与えるようにしましょう。
猫にすりすりされやすい人の特徴

人によっては、猫にあまりすりすりされたことがないという人もいるでしょう。 最後に、猫にすりすりされやすい人の特徴をご紹介します。
しつこくない人
残念ながら、猫のことが大好きな人ほど猫にすりすりされにくいという現実があります。 猫がすりすりするのは、あまり猫に構わない人であることが多いです。 猫好きであれば猫のことを構いたいと考えてしまうでしょうが、猫はマイペースな動物なのでしつこく構ってくる人は苦手です。 そのため、猫にすりすりされたいのあれば猫にあまり近づくことはせずに、猫から近づいてくるのを待ったほうが良いでしょう。
うるさくない人
猫は、うるさくない人を好む傾向にあります。 うるさいというのは声だけではなく、物音も含まれます。 うるさい人は、猫が安心してすりすりできません。 大人しくしていれば、猫が近づいてきてスリスリしてくるでしょう。
お世話をしてくれる人
当然ながら、ねこは普段からお世話をしてくれる人に懐きます。 自分をお世話してくれる人は、「この人はこれからも自分のものだ!」という気持ちからすりすりしてマーキングをしてしまうのでしょう。 もちろん猫からの信頼を得るのは時間がかかるため、猫にすりすりしてもらいたいのであれば、毎日しっかりとお世話してあげることが大切です。
猫のすりすりは愛情の証?

猫がすりすりしてくるのは、マーキングや挨拶などの意味が込められています。 また、飼い主に何かをおねだりしている時も、すりすりしてくることがあるでしょう。 飼い主としてできることは、猫に思う存分すりすりさせてあげたり構ってあげたりすることです。 もしも猫がすりすりしてくれないのであれば、猫に構いすぎているのかもしれません。 猫にすりすりされたい人は、むやみに猫を構わずに近づいてきてくれるのを待ちましょう。 猫に「この人は突然驚かせてこないしいつもお世話をしてくれる」と認識してもらったら、徐々にすりすりしてくるようになるはずです。
著者情報
けんぴ
若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。
