犬の基本的なしつけ・訓練方法を紹介!

犬との暮らしを始めたときに、多くの飼い主さんがぶつかるのが「しつけのやり方」。 犬は賢い動物で、飼い主さんのしつけの仕方次第でさまざまな芸・コマンドを覚えられることから「何から教えればいいのか分からない…」という人も多いでしょう。 まずは、犬との生活に必要な基本的なしつけ・訓練方法を紹介します。
全てのしつけの基礎「アイコンタクト」の訓練方法
飼い主さんと愛犬が目を合わせる「アイコンタクト」は、全てのしつけの基礎となる訓練です。 アイコンタクトができるようになると、愛犬の意識を飼い主さんの方へ注目させられるので、訓練がより効率的になりますし、日常生活におけるさまざまなトラブルの回避にもつながります。 愛犬と飼い主さんの間で意思疎通がしやすくなることから、良好な信頼関係を築くうえでも大切なしつけになります。 「アイコンタクト」の訓練のポイントは、一瞬でも目が合ったらすぐに褒めること。 何度も訓練を繰り返して、愛犬に「目を合わせたら嬉しいことがある」と認識させることで、飼い主さんに長時間注目していられるようになりますよ。 ≪「アイコンタクト」の訓練方法≫ 1.ご褒美のおやつを愛犬の鼻先まで持って行き、匂いを嗅がせる 2.おやつを持つ手を飼い主の眉間に持って行く 3.愛犬の名前を呼び、愛犬と目が合ったらすぐに褒めてご褒美を与える
しつけにおける最初の難関「トイレトレーニング」の訓練方法
犬との暮らしにおいて、基本的に室内飼の愛犬は、室内でトイレを済ませるのが一般的ですので「トイレトレーニング」は必須になります。 愛犬が決まった場所でトイレができるようになると、おしっこの色や量などが一目で分かるので愛犬の健康管理がスムーズになりますよ。 愛犬がトイレをしそうになったら、すぐに移動させるのが訓練のポイントです。 正しい場所でトイレができたらしっかり褒めてあげることで、愛犬が「この場所でトイレをすると良いことがある」と、ポジティブな気持ちでトイレの場所を覚えられるようになります。 愛犬がトイレの場所を理解しやすいように、あらかじめトイレシートに愛犬の排泄物の臭いを付けておくのもおすすめです。 ≪「トイレトレーニング」の訓練方法≫ 1.サークル内にトイレを設置する 2.愛犬がトイレをしたくなるタイミングを待つ 3.お尻を突き出しながらくるくる回るなど、排泄しそうな仕草をしたら、愛犬をトイレまで連れて行く 4.正しい場所で排泄をしたら、しっかり褒めてあげる
さまざまな場面で役立つ「おすわり」の訓練方法
多くの飼い主さんが最初に教えることが多い「おすわり」は、覚えられると一時的に愛犬の動きを止められます。 興奮した愛犬を静止するときや、散歩中の拾い食いなどを防止するときなどさまざまなシーンで役立ちますよ。 訓練のポイントは、愛犬が自然に腰を下ろすように誘導することです。 飼い主さんが手で愛犬のお尻を押して座らせようとすると、愛犬が怖がってしまうことがあります。 上手にできなくても無理に座らせようとせず、あくまで自分でおすわりができるように少しずつトレーニングを進めていきましょう。 ≪「おすわり」の訓練方法≫ 1.おやつを手に持ち、愛犬を飼い主さんの方へ注目させる 2.おやつを持った手を愛犬の頭の上より少し上に持って行く 3.愛犬がおやつを見上げて、自然に腰を地面に下ろしたらおやつをあげて、しっかり褒める 4.手順1~3までがスムーズにできるようになったら、愛犬がお尻を地面に付けた瞬間に「おすわり」と声をかける 5. 手順4を何度も繰り返し、愛犬が立っている状態で「おすわり」の号令だけで座れるようになったらOK
愛犬を落ち着かせる「待て」の訓練方法
愛犬の動きを止める「待て」は、ご飯のタイミングだけでなく、愛犬の身を守るためにも覚えさせておきたいしつけの一つです。 外出時に車や玄関から愛犬が急に飛び出してしまうのを防ぐときにも役立ちます。 先ほど紹介した「おすわり」と組み合わせることで、スムーズに訓練できるようになります。 訓練のポイントは、号令をかけるときの声のトーンにメリハリを付けることです。 愛犬を待機させる「待て」の号令は強めの語気で、愛犬が動いてもよい合図である「ヨシ」は明るい声で伝えることで、愛犬に号令が伝わりやすくなります。 ≪「待て」の訓練方法≫ 1.愛犬に「おすわり」をさせる 2.手をパーの状態にして愛犬の目の前に出したら「待て」と号令を出す 3.最初のうちは1~2秒程度待てたら「ヨシ」と号令を出してしっかり褒めてあげる 4.少しずつ待機時間を延ばしていき、慣れてきたら愛犬と距離を取った状態で訓練する
散歩に必要な「リーダーウォーク」の訓練方法
散歩における愛犬の安全を守るためにも「リーダーウォーク」のトレーニングをしましょう。 リーダーウォークができるようになると、飼い主さんが散歩の主導権を握れるようになるので、愛犬の逸走・飛び出しによる思わぬ事故やトラブルを防ぐことにつながります。 リーダーウォークの訓練ではリードと首輪(またはハーネス)が必要になります。 安全に訓練を行うためにも、愛犬の体格にしっかりフィットするサイズを選んであげてくださいね。 訓練のポイントは、飼い主さんが先に歩くポジションを維持することです。 愛犬がリードを引っ張って先に歩こうとしたり、他のことに気を取られそうになったりしているときには、リードを引き締めて静止させましょう。 ≪「リーダーウォーク」の訓練方法≫ 1.愛犬が落ち着いている状態でリードを装着させる 2.おやつを使い、愛犬を飼い主の横に誘導させる(おやつなしでできるようになるまで繰り返す) 3.リードをしっかり持ったら飼い主が先に歩き始め、常に愛犬が後ろにいるようにキープする 4.愛犬がリードを引っ張ったり、先に歩こうとしたりする際には、すぐに立ち止まる 5.愛犬が止まったり、リードを引っ張る力を弱めたりしたら再び歩き始める 6.散歩中は適度に愛犬へ声をかける 7.正しいポジションをキープしながら散歩ができたら、しっかり褒める
愛犬との信頼関係を深めるしつけ・訓練のポイント

しつけは愛犬と飼い主さんの信頼関係を築くだけでなく、愛犬を不意のトラブルや事故から守るためにも大切なもの。 しかし、やり方を間違っていると、愛犬がトレーニングをすることに対してストレスを感じたり、飼い主さんに対して不信感を持ってしまったりすることもあるんです。 ここからは、愛犬との信頼関係を深めるしつけ・訓練のポイントを紹介します。
上手くできなくても怒らないで
愛犬のしつけ・訓練の際には、上手くできなくても怒らないであげてください。 「しつけ」と聞くと、なんだか厳しく叱るようなイメージを持つ人もいるでしょう。 しかし、訓練で失敗する度に起こっていると、トレーニング自体を愛犬が嫌がってしまい、飼い主さんとの信頼関係が壊れる可能性があります。 特にトイレトレーニングの場合、正しい場所以外で排泄をした愛犬に声を出して怒っていると「トイレをしたことを怒られた」と感じ、排泄を我慢してしまい体調を崩してしまうこともあります。 人も犬も、誰だって慣れないことをすると最初は失敗するもの。 上手くできないことを怒るのではなく、褒めて伸ばすことが愛犬のしつけ・訓練のポイントです。 訓練のなかで少しずつできるようになっていく成功体験を愛犬に積ませてあげれば、しつけを通して飼い主さんと愛犬の信頼関係を築いていけるでしょう。
指示・号令は統一しよう
愛犬のしつけで使う「おすわり」「待て」などの指示・号令は、使う言葉や意味を統一することも重要です。 指示や号令が人によってバラバラだと、愛犬は誰の指示を聞けばいいか分からず、トレーニングの内容が上手く定着させられません。 例えば愛犬を待機させる号令を練習する際に、一人は「おすわり」と指示するのに、別の人に代わると「シット」という号令を使っていると、愛犬は混乱してしまいますよね。 愛犬に正しく指示を伝えられるように、しつけで使う言葉・内容は必ず家族で統一させるようにしてください。
短時間の訓練を積み重ねることが大切
愛犬のしつけでは、1回あたりの訓練は短時間で終わらせることも大切です。 犬種にもよりますが、一般的に犬の集中力は3~5分と言われており、長時間のトレーニングには向いていません。 無理に長時間の訓練をしていると、トレーニング自体を愛犬が苦痛に感じてしまう可能性があります。 そのため、1回あたりのトレーニングは5分程度を目安に終了するようにし、短時間でも毎日コツコツ積み重ねることを心掛けましょう。
愛犬のしつけ・訓練におすすめのグッズを紹介!

愛犬のしつけや訓練は、根気よく何度も繰り返すことで愛犬に覚えてもらえるようになります。 よりスムーズにトレーニングを進めていくために、しつけに便利なグッズを活用してみませんか? ここからは、愛犬のしつけ・訓練におすすめのグッズを紹介します。
愛犬のしつけ・訓練におすすめのグッズ(1)オーガランド ご褒美おやつの大粒ボーロ

幅広い成長段階の犬でも食べやすく作られた犬用ボーロおやつです。 一般的なボーロの2~3倍の大きさで食べ応えがあるため、トレーニング後のご褒美におすすめです。 北海道産の馬鈴薯デンプンを使っており、外はカリカリ食感ですが、口に含むとまろやかに溶けるので、硬すぎるおやつが苦手な子犬・シニア犬にも食べやすいでしょう。 保存に便利なチャック付き袋に入っているので、トレーニングに必要な量だけ取り出せますよ。

愛犬のしつけ・訓練におすすめのグッズ(2)デビフ おすわりくん ササミ

鶏ささみ・鶏むね肉・鶏レバーをベースとしたことで、愛犬の嗜好性を高めた犬用おやつです。 愛犬の関心をそそるスモークの香りなので、訓練中に愛犬の注目を引きたいとき便利ですよ。 小粒状のおやつなので、トレーニング時のご褒美として一粒ずつ与えやすいでしょう。 一粒当たり約1.6kcalとヘルシーに仕上げているので、カロリーが気になる愛犬のしつけにもおすすめです。 おやつは小分けパックになっているから、散歩中や愛犬と一緒の外出中にも気軽に持ち歩けます。

愛犬のしつけ・訓練におすすめのグッズ(3)ファンタジーワールド マルチクリッカー

訓練の際に使う指示・号令を統一させるときに便利なしつけ用クリッカーです。 ボタンを押すだけでいつでも同じ音を鳴らせるので、言葉での号令の代わりに音を覚えさせることで、スムーズに愛犬へ指示を出せますよ。 音は4段階に調整できるから、愛犬が好む高さの音でトレーニングできます。 クリッカー本体がコンパクトで気軽に持ち歩けるから、散歩中にも愛犬が問題行動をしないように対策ができます。

愛犬のしつけ・訓練におすすめのグッズ(4)ドギーマン よいこの犬笛

聴覚が優れた犬の特徴を活かした、笛型の犬用しつけグッズです。 高周音波を発するホイッスルで、一般的な笛のようにピーピーという音は出ないものの、愛犬の耳にはしっかり届くことから騒音も気になりません。 笛の音の高さは簡単に変えられるから、愛犬にとってストレスがかかりにくい音でトレーニングを進められます。

愛犬のしつけ・訓練におすすめのグッズ(5)SUZUKOUBOU ワンタッチハーネス

着け心地とタフさを両立した犬用ハーネスです。 通常のナイロンの7倍もの耐久性を持つ繊維を使っており、摩擦や引き裂きに強いので、わんぱくな愛犬の訓練や散歩におすすめです。 胸ベルトが首周りに掛からないので、トレーニングや散歩の最中に愛犬の気管や食道に負担がかかりません。 両足を入れて背中のバックルで留めるだけで装着が完了するから、ハーネスに慣れていない子でもストレスに感じにくいでしょう。 ベルト調節具を使えば、愛犬の体格や成長段階に合わせて適切なサイズへ簡単に調整できますよ。

愛犬のしつけ・訓練におすすめのグッズ(6)IDOG HugHold 犬用コンフォートハーネス

愛犬の身体を包み込むように守れる、リード付き犬用ハーネスです。 ハーネス本体は面ファスナーとバックルの2か所で固定できるので、わんぱくな愛犬のトレーニングや散歩の最中でもハーネスが抜けにくくなっています。 首回りを大きめに開けたデザインを採用しているので、愛犬の首周りに負担がかかりません。 生地には撥水加工を施しているので、外での散歩中に雨が降ってきても安心です。

愛犬のしつけ・訓練におすすめのグッズ(7)Hurtta ウォーリアハーネス

フィンランド発のドッグブランドから登場した犬用ハーネスです。 厚みのあるクッションを採用したパッドにより「面」で愛犬の身体を支えられます。 喉元が広めに設計されているから、愛犬の首や気管に負担が軽減されています。 前足を上げなくても、頭を通して、胴周りの2か所のバックルを止めるだけで身に付けられるので、ハーネスに慣れていない子や、足を上げる動作が難しいシニア犬でもスムーズに装着できます。 ハーネスの背中側にはハンドルが付いているので、散歩中やトレーニング中の愛犬の動きを制御するときに便利ですよ。

愛犬のしつけ・訓練におすすめのグッズ(8)Another Select スタンダードリード

日本の職人技とアメリカの素材を組み合わせて作られた犬用リードです。 パラシュートにも採用されている高い強度と耐久性を持つパラコードを二重に編み込んでいるので、活発な愛犬の散歩やトレーニングにもぴったりですよ。 リードの持ち手部分はリングタイプになっているので、愛犬の逸走や問題行動をすぐに制止できます。

愛犬のしつけ・訓練におすすめのグッズ(9)iDog ショルダーリード

ハンズフリーで愛犬と散歩ができる、肩掛けタイプの犬用リードです。 ショルダーベルト部分を肩に掛けておけば、万が一愛犬が逸走したりダッシュしそうになったりしても、すぐに動きを静止できます。 ショルダー部分はリード幅が太くデザインされているので、肩に食い込みにくくなっています。 リードには回転カンが付いているから、散歩中やトレーニング中にリードが絡まるのを防ぎ、愛犬の動きを邪魔しません。

愛犬のしつけ・訓練におすすめのグッズ(10)Truelove 散歩用リード

摩耗に強く丈夫なナイロンウェビング素材を採用した散歩用リードです。 軽量で強度の高い亜鉛合金ナスカンを使ったことで、愛犬が活発に動き回っても壊れにくくなっています。 リードの裏面はパッド入りのソフトメッシュなので、装着中の愛犬の身体との摩擦を防ぎ、長時間持っていても手が疲れません。

基本的なしつけ・訓練を通して愛犬との信頼関係を築こう

しつけや訓練は、人と犬が共同生活を送るうえで欠かせないもの。 子犬の頃から基本的なトレーニングを重ねていけば、飼い主さんと愛犬の信頼関係をより深く築けるとともに、愛犬を不意の危険から守ることにもつながります。 本記事で紹介した訓練方法やしつけにおすすめのグッズなども活用しながら、愛犬のしつけにチャレンジしてみてくださいね。
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・1st Dog Cafe 楽天市場(参照日:2026/1/19)
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・Another Select 楽天市場(参照日:2026/1/19)
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・TRUE LOVE公式ショップ 楽天市場店(参照日:2026/1/19)
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著者情報
西野由樹
生粋の犬好きなフリーランスWebライター。執筆のお供はコーヒーと愛犬のマルチーズ「こたろう」。
やんちゃな愛犬にちょっかいを出されつつ、今日も実体験・調査に基づいた執筆で、読んで楽しい記事づくりに勤しむ。
