猫が悪い顔をするのはどんなとき?

いつもの可愛い雰囲気とは異なり、鋭い目つきやムッとしたような険しい表情をする猫たち。 猫が悪い顔をするのは、一体どんなときなのでしょうか? まずは猫が悪い顔をする理由やシーンについて解説します。
不機嫌・怒っているとき
猫が悪い顔をする代表的な理由が、不機嫌であったり怒っていたりするときです。 特に飼い主さんからしつこく触られたり、食事や遊びの邪魔をされたりしたときなどには不機嫌になって険しい表情になります。 本当に怒っている場合は悪い顔になっているだけでなく、猫の鳴き声や耳、尻尾などにもサインが表れていることが多い傾向にあります。 例えば鳴き声であれば「シャー」や「フー」などの唸り声を出していれば、相手を遠ざけようとしているサインです。 また、耳であれば横にペタッと倒れた「イカ耳」と呼ばれる状態、尻尾は大きく膨らんでいれば怒りや警戒の気持ちが表れています。 猫の様子をしっかり確認したうえで、怒っているなと感じたら、しばらくはそっとしておいてあげてくださいね。
カメラを嫌がっているとき
写真を撮影しようとしてカメラを向けたときに、猫が悪い顔をしている場合はカメラを嫌がっている可能性があります。 カメラを苦手に感じる理由は猫によってさまざまですが、一般的にはカメラのレンズを大きな目だと勘違いしたり、突然のシャッター音に驚いたりして本能的に警戒している子が多いようです。 カメラで撮影する際には、猫がストレスを感じないように対策をしてあげることが大切です。 撮影後にご飯やおやつをあげたりなど、撮影タイムイコール楽しい時間だと紐付けるように工夫したり、シャッターが苦手な子であれば無音撮影に切り替えたりしてあげましょう。
リラックスしているとき
猫が悪い顔をするのには、必ずしも嫌な気持ちが理由ではありません。 実は眠いときや食事の後など、リラックスしているときにも悪い顔になることがあります。 リラックスしているときの猫は全身が脱力気味になっており、耳や表情にも緊張感がありません。 怒っているときのように鳴き声などで飼い主さんを遠ざけようともしないので、ゆったりくつろいでいるのが見て分かるでしょう。 猫が眠そうにしているときには無理に触ったり構ったりせず、テレビの音を小さくするなど、猫が安心して過ごせるように静かな環境を作ってあげてくださいね。
フレーメン反応によるもの
猫の悪い顔は「フレーメン反応」と呼ばれる生理現象によるものである場合もあります。 フレーメン反応とは、特定のニオイを嗅いだ際にフェロモンが付いているかどうかを鋤鼻器という器官を通して確認する現象のことです。 鋤鼻器は猫の上の門歯の後ろにあり、フレーメン反応が起こるとニオイを嗅ぐために上唇がめくれ上がるため、顔周りの筋肉が緊張し、目が半開きの状態になることから悪い表情をしているように見える場合があります。
ケガや病気などで不安なとき
普段はクールであまり表情を見せてくれない猫ですが、実はケガや病気などによって不安な気持ちになっているときにも目を細めるため、悪い表情に見えることがあります。 ケガや病気で辛い・不安と感じている場合、目元だけでなく頬のヒゲや耳の位置などにも注目してみましょう。 頬のヒゲはピンッとまっすぐになっていたり、前に向いていたりするとき、耳の位置は外側に向いている場合であれば、何か辛いことがあるのかもしれません。 この場合、歩き方や行動パターンなどがいつもと違うこともあるため、普段の様子と比べて違う点があれば、一度動物病院へ相談してみましょう。
悪い顔をしている猫の魅力的な画像を紹介!

悪い顔をする理由について解説したところで、ここからは実際にさまざまな理由で悪い顔をしている猫の魅力的な画像を紹介します。 あなたの愛猫も似たような表情をしていないかチェックしてみてくださいね。
まったりリラックス中のワルカワ猫ちゃん

部屋の扉の傍でゆったりくつろいでいる猫ちゃん。 何か悪だくみでもしていそうな悪い顔に対して、だらりと伸ばした足のギャップがたまらないですね! 猫用ベッドやキャットタワーなどといった、それぞれの猫にとってお気に入りの場所で、このような顔でくつろいでいることがありますよ。
猫種によっては悪い顔に見えることも…

猫のなかには、いたって普通の表情をしていても悪い顔に見える猫種もいますよ。 ペルシャやエキゾチックショートヘアなど、丸顔で鼻が低い猫種は、その平坦な顔立ちからふてくされたような顔に見えるんです! このような猫ちゃんは「ぶさかわ」とも呼ばれており、独特の雰囲気と貫禄が多くの猫好きを虜にしていますよ。
日差しが眩しくてつい悪い顔に

日差しが強い季節や時間帯の場合でも、窓辺などで猫が悪い顔になっていることがありますよ。 猫はもともと薄明薄暮性の動物であり、明け方や夕暮れなどの薄暗い時間帯で活発に活動する傾向があります。 加えて光に敏感な動物でもあるので、日差しのような強い光を感じると、反射的に薄目になり、光の刺激から目を守ろうとします。 どこか哀愁を感じる表情が可愛いですが、眩しそうにしていたらカーテンなどで光を遮ってあげてくださいね。
イライラな気持ちが表情に!

こちらは先ほどまでとは違い、怒りゲージマックスの猫ちゃんの画像です。 鋭く睨んだ表情に加えて、耳を横に寝かせてイカのヒレのようにした姿からもイライラした気持ちが伝わってきますね。 怒った表情もとても可愛いですが、下手に構おうとするとめちゃくちゃ怒られてしまうので、撫でたい気持ちをグッとこらえて、猫ちゃんの思うようにさせてあげましょう。
愛猫の魅力的な悪い顔をチェックしてみましょう!

一見同じように見える猫の悪い顔も、シチュエーションや場所によって写真の雰囲気はもちろん、猫からのサインの意味も違います。 本記事で紹介した意味や画像なども参考にしながら、あなたの愛猫がどんな悪い顔をしているのかチェックしてみてくださいね。
著者情報
西野由樹
生粋の犬好きなフリーランスWebライター。執筆のお供はコーヒーと愛犬のマルチーズ「こたろう」。
やんちゃな愛犬にちょっかいを出されつつ、今日も実体験・調査に基づいた執筆で、読んで楽しい記事づくりに勤しむ。
