愛犬の体調が悪い?!体調不良のサインとは

私たち人間と同様に、犬も体調を崩すことがあります。全てを挙げることはできませんが、下記の症状が見られる場合は、病気のサインかもしれません。 ■食欲不振 ■元気がない(ぐったりしている、呼びかけに対する反応が鈍い、立てない) ■散歩に行きたがらない(動きたがらない) ■下痢や嘔吐が複数回ある ■呼吸が荒い(咳がある) ■体温が高い ■触ると痛がる(普段は起こらないのに怒る) ■歩様がおかしい(ふらつき、脚を着地したがらない、びっこ) ■以前と比較してよく水を飲む(排尿も多い) ■歯茎などの粘膜が白い、あるいは黄色い ■舌が紫色をしている ■皮膚をよく掻く、舐める ■皮膚が赤い、かさぶたができる、脱毛がある ■しこりがある ■口臭がする ■出血がある(鼻出血、血便、吐血) ■お腹が腫れてきた ■痙攣 ■涙が多い、眩しそう、目を開かない このような症状がある場合、病気のサインかもしれません。「この症状があればこの病気」といったようにシンプルでないことの方がほとんどであるため、疑われる疾患を検査や治療反応を見ながら精査する必要があります。上記のような症状がみられる場合は動物病院に連れて行きましょう。
もしかすると病気?!症状を見逃さないために

それでは、愛犬に上記で挙げたような症状が出た場合、どのような病気の可能性があるのでしょうか。
嘔吐
吐く行為にも厳密には、食べたものをすぐに吐いてしまう場合(フードの原型がある)を【吐出】、食べた後しばらく経ってから吐いてしまう場合(フードの原型がない)を【嘔吐】といい、区別します。消化管内異物、消化器の炎症や腫瘍、膵炎などが原因で起こります。
下痢
下痢は、ストレスや環境の変化、食事の変更でも起こります。そのため、下痢をした場合は、まず思い当たることがないかよく考えましょう。思い当たることがなく、下痢を繰り返す場合が、炎症、腫瘍、寄生虫などの感染症の可能性があります。下痢をした際は便を持参して検査してもらいましょう。
元気がない
元気がないという症状は、様々な病気の一分症でもあるので、それだけで原因を特定することは困難です。 ■いつから元気がないか ■きっかけはないか ■他に症状はないか ■すでに治療中の病気はないか これらを確認しておくと、診断時に役立つことがあります。
食欲不振
フードを替えてもいないのに、いつもよりフードを食べなかったり、まったく食べなくなった場合も、他に何か症状はないか確認しましょう。例えば、食欲不振+嘔吐や下痢、食欲不振+元気がないなど、何か他に症状があれば、何かしらの病気のサインでもあります。
日頃から、愛犬の様子をチェックしよう

愛犬の体調不良を見つけるためには、日頃から愛犬の様子をチェックしておくことが大切です。 いつもと違うと感じた場合は、早期発見・早期治療のためにもできるだけ早く動物病院を受診するようにしましょう。 犬は、話すことができません。また、我慢してしまう生き物であるため、気が付いた時には病気が進行している場合もあります。 1日でも健康でいてもらうためにも、日々の愛犬の様子を観察しましょう。
この記事は獣医師が監修しています
本間 克巳
・本間獣医科医院長
・北里大学 獣医畜産学部 獣医学科卒業
・小動物臨床専門
・その他、海外協力事業とNPO法人の活動、アジア諸国への病院設立、人医師との腎臓移植・腹膜透析・細胞再生医療などの共同開発事業など幅広く活動中
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UCHINOCO編集部
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