1.メインクーンの基本情報

メインクーンは、猫種の中では、一番大きな種類です。 体長が1mにも及び、体重も雄の場合6〜9kg、雌は4~6kgくらいです。 ボディタイプは、ガッチリした筋肉質で骨太のロング&サブスタンシャルタイプです。 ガッチリしたボディに太めの脚と付け根が幅広い尻尾。 胸元も広く、ライオンのような長い飾り毛があります。 被毛は全体的にとても密集しています。 耳元に野生猫と同様のリンクスティップスと呼ばれる毛が生えています。
2. メインクーンの特徴や性格について

一般的に猫だけではなくどの哺乳動物も雌の方が雄より小さい傾向にありますが、メインクーンは特に雌雄の差が激しいことが特徴です。 雌は雄の半分くらいしかありません。 また、性格も随分違い、雄は甘えっ子で常にペットオーナーにかまってもらいたがりますが、雌はどちらかというと独立心が旺盛。 ひとりで静かにしていることが多いようです。 メインクーンは、別名ジェントル・ジャイアント(Gentle Giant)と呼ばれるほど、穏やかで大きな猫です。 ウクライナは猫好きな人が多い国ですが、そこでは毎年「大きな猫コンテスト」が開催されます。ほとんどの場合、メインクーンかメインクーンとの雑種猫が選ばれているようです。
3.メインクーンの歴史について
メインクーンは、北アメリカで自然発生した猫種で、厳しい環境の中を生き抜いてきた猫だといわれています。 メインクーンは、アライグマ(raccoon)に似ていることからメイン州のアライグマという意味を込めてメインクーンと名付けられています。 しかし、本当に猫とアライグマから生まれたと信じている人もいるほど。 もちろん、生物学的に全く不可能であることはいうまでもありません。 メインクーンは、ノルウェージャンフォレストキャットと共通点も多いこともあり、先祖説が有力です。 北欧の猫が交易ルートで北米に入り、土着猫と交配してできあがったのではないかといわれているのです。 アメリカでは、メインクーンは昔から人気があり、1895年にマディソンスクエアガーデンのキャットショーで優勝したという記録が残されています。 しかし、20世紀に入ってからペルシャ猫の人気が台頭してしまい、血統登録が少なくなりました。 1968年にメインクーンを愛するブリーダーと愛好者たちによりメインクーン専門クラブMCBFAが設立され少しずつ人気が回復しつつあります。

4. メインクーン・気を付けるべき病気について
メインクーンは比較的寒さにも強く丈夫な猫です。 しかし、メインクーンは遺伝性の病気が比較的多く発生しています。 特に危険性の高い疾患は肥大型心筋症です。 肥大型心筋症は、心筋が固くなってしまい血が全身に行き渡らなくなります。 中年期以降に、特に雄のメインクーンに発症しやすい傾向があります。 若いうちに心臓超音波診断で肥大型心筋症を発見でき、早期治療も可能です。 他に危険性の高い疾患は脊髄性萎縮症で、遺伝性の強い疾患です。 筋肉を動かす働きをする神経に障害が起き、筋肉が萎縮したり、筋力が低下したりします。 遺伝子検査によって、この病気にかかる個体を見つけることは可能です。 また、猫にはあまり見られない股関節の障害や関節炎などもたまに見られます。
5. メインクーン・食べ物の注意点
メインクーンは大きく成長し、かなり長い時期を成長期とする猫です。 そのため、高タンパクで高カロリーの食事をたっぷり与えなくてはいけません。 最初は、普通のキャットフードより高タンパク質でカルシウムも十分含んだ子猫用のキャットフードを与えます。 成長期が終わったら、食事の量は子猫時代の半分で十分です。 キャットフードも大人用のキャットフードにチェンジしてください。 ただ、急に変えてしまうと味などの変化で食事をしなくなる子もいます。 少しずつミックスして、新しい味に慣れるようにしてあげましょう。 年を取ってからは、内臓に優しいシニア用のキャットフードにします。 カロリーや量はずっと減らして、少しずつ数回に分けて食べさせるようにすると、老猫に多い問題が発生しにくくなります。
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UCHINOCO編集部
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