1. ターキッシュバンの基本情報

筋肉質のガッチリしたロング&サブスタンシャルタイプのボディをもつターキッシュバン(Turkish Van)。 平均的な体重は4Kg~8Kg程度と、一般猫より少しだけ大きい猫です。 平均寿命は普通の猫と同じように9〜15年くらいですが、20年以上生きる個体もいます。 食生活に気をつけて、運動もしっかりしていると長生きが可能かもしれませんね。 ふんわりしてカシミアのようなミディアムの長さの被毛は、防水性が強いという特徴を持っています。そして、バンパターンと呼ばれる、耳と尻尾だけが少し濃い色になっているのも特徴です。
2. ターキッシュバンの特徴や性格について

ターキッシュバンは猫には珍しく一般的に水が好きな猫といわれています。 スイミングキャットとも呼ばれ、中には水に飛び込んで泳ぐ猫もいます。 ただし、ターキッシュバンの中にも泳ぐことがあまり好きではないという子もいます。個体差があるので、無理やり水に入れるようなことはしないようにしましょう。 ターキッシュバンは頭の良い猫で、表情も豊か、猫種の性格というより個体の性格が強く出る個性のある猫です。 母猫との関わりが長い個体ほど、愛情深い傾向にあります。 協調性のある猫で、人間はもちろん犬も先に住んでいる動物には一目置いた態度を示します。 自立心もありますが、従順な面もあり、バランスの良い性格です。そのため新たにメンバーに加わっても問題が起きる可能性は少ない傾向にあります。 ですから、すでにペットを飼っている家庭でも飼いやすい猫です。 ターキッシュバンは活発で体を動かすことも大好きです。 一緒に生活すると楽しいことがたくさん起きそうですね。
3. ターキッシュバンの歴史について
トルコ東部にあるヴァン湖Lake Vanは、トルコ最大の湖で、イランやイラク、そしてロシアに接する地域です。 ターキッシュバンは、そんなヴァン湖に古くから生存していた猫です。紀元前1200年頃にターキッシュバンによく似た絵が描かれています。 また、西暦75年頃、ローマ帝国侵攻の記録の中に頭部と尻尾にターキッシュバン特有の模様のある猫の絵が見つかっています。 しかし、ターキッシュバンがヨーロッパに紹介されたのは近代に入ってからです。 1955年にバン湖を旅行していたイギリス人が、たまたまバン湖で泳いでいる猫を見つけました。 その猫をイギリスに連れ帰り、紹介したのが始まりです。 その後、さらにバン湖の猫を連れ帰り、本格的な繁殖が始まりました。 1969年にイギリスの猫血統登録団体GCCFによって、品種認定をするための予備登録が始まりました。 その後、1982年にはアメリカの代表的な猫血統登録団体であるCFAとTICAに猫種として公認されたのです。
4. ターキッシュバン・気を付けるべき病気について

ターキッシュバンは歴史の長い猫で、少しずつ形成された猫種であるために、遺伝性疾患が比較的少ない丈夫な猫です。 鼻筋や耳先など体の一部分が毛が薄いので、その部分だけ紫外線が皮膚に直接当たります。そのためあまり長時間日に当たらないようにしてあげましょう。 室内で生活している場合はほとんど問題ありません。 ターキッシュバンはB型血液をもつ個体が多いことでも知られています。 一般の猫はA型ですから少数派ということです。 そのため前もって血液検査をしておきましょう。 万が一輸血が必要な場合に安心です。
5. ターキッシュバン・食べ物の注意点
ターキッシュバンは水が好きで、水飲み用に用意している水も前足を入れて遊んでしまいます。 ですから、ひっくり返りにくい、少し大きめの重さのあるしっかりした水入れを用意してください。 歯周病になりやすい傾向にあるので、十分に水を飲むことが大事です。 水をひっくり返すからと水飲み場を最低限にしていると水をあまり飲まないために、歯周病や循環器系の病気になってしまいます。 食事は3歳くらいまでは高たんぱく質のものを与えるようにしましょう。 その後は肥満にならないように低脂肪の食事にしてください。 運動量を増やして、太らないように注意しましょう。
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UCHINOCO編集部
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