歯の生え変わり時期
子猫は、生後2~3か月ぐらいから乳歯が抜け始め、6~7か月頃になると永久歯が生え揃います。それまでの期間どうしても歯茎がムズムズとして口が痒く感じてしまうのです。その違和感を逃そうと物に噛みついてしまい、それが時として飼い主さんの手になってしまうこともあるのです。 少しだけならいいかな…と噛ませてしまうと噛み癖になってしまう可能性もあるので、噛んでいいもの【猫用歯固め】をおもちゃとして与えてあげましょう。 おもちゃにも色々な形があるので、なるべく合うものを選んであげましょう。気に入ってくれれば暇さえあればカミカミするようになります。 猫の性格によっては、歯の生え変わり時期の違和感からイライラしやすい子もいるので、たくさん遊んで意識を逸らしてあげるといいでしょう。
甘えている時
猫は愛情表現の一つとして噛むこともあります。この行動は親子や兄弟間でよく見られますが、大好きな飼い主さんに行うこともあります。ほとんどの場合は【おしゃぶり】の延長線なのでそこまでの痛みは伴いませんが、まれに力加減を間違えてしまったり、好きという感情が爆発してしまい強く噛んでしまうことがあります。 本来であれば母親や兄弟が「痛い」と教え学んでいくのですが、早くに親元から離されてしまった場合は、その加減を知らない子がほとんどです。 強く噛まれてしまったら、静かに手を引き子猫の傍から離れましょう。 噛んだら大好きな人が離れてしまうと覚えれば、自然と噛み付く回数は減っていきます。 それでも、何度やっても覚えられない子には、【天罰方式】が効きます。 強く噛んできたら、手を押し込むように口の中に入れてみてください。すぐに苦しくなって、猫の方から手を離してくれます。 ただ、加減が難しいのでくれぐれも奥に入れすぎないように注意して下さい。やりすぎてしまうと、口や喉を傷つけてしまう恐れがあります。

気持ちを伝えたい時
猫は自分の気持ちを伝えたい時にも噛むことがあります。 言葉が話せないので、どうしても伝えたい事がある時などにそういった行動を取ることがあります。 その姿を、「必死にアピールしてるのが可愛い」と甘やかしてしまうと噛むことで欲求の全てを伝えられると誤解するようになってしまいます。 遊びたい時、かまってほしい時、イヤなことがあった時など場面は様々ですが、どれにもサインがあります。気が引きたい時はわざと飼い主さんの邪魔をしたり、イヤな時は耳をイカ耳にし、尻尾で不機嫌さを表したりします。 こういったサインを見逃さず、適度にスキンシップを取ることで噛まれる回数は減ってゆきます。 噛まれてしまった時は、とにかく反応しないことです。無視されたとなれば、猫も次第に他の方法で気持ちを伝えようとしてくれます。

本能が強くなってしまった時
遊んでいる時などに強く噛まれてしまうのは、狩猟本能を刺激してしまう為です。おもちゃを持つ時、手も揺れているので、だんだんと手が獲物に見えてきます。 更に、狩りセンスのある子だと【動く元】を速やかに捕まえたくなってしまうので手や腕を狙ってくることもあります。 噛まれてしまったら、すぐにおもちゃを離し別の部屋などに移動してしまいましょう。噛んだら遊ばないを徹底することで、興奮していても噛むことを我慢するようになります。 オス猫の場合は【ネックグリップ】という本能があります。これは発情期にメスの首に噛み付き押さえつける行動です。遊んでいて興奮しすぎてしまった時にもこの行動が出ることがあります。また、家の近くに発情期のメス猫がいて誘発されることもあります。 その場合は落ち着くまで、離れてそっとしておきましょう。 去勢手術を行えば誘発されることもなくなります。あまり酷い場合は手術を考えてあげるといいでしょう。

噛む行動には、時期的なものから感情的なものまで様々な理由があります。 お家の子の年齢や性格によっても変わってくるので、良く観察して理解してあげることが一番大切です。 たくさん触れ合ってお互いの理解を深めていきましょう。
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UCHINOCO編集部
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