鳥も犬や猫同様に嘔吐をしてしまうことがあります。 ただ、犬や猫に比べて、食べる量も少ないので、気づきにくいという難点もあるのです。 今回は、鳥の嘔吐について、考えられる原因と対策をご紹介させて頂きますので、是非読んでみて下さい。
嘔吐と吐き戻しの違いについて

鳥が吐いている時、実は二つの症状が考えられます。 それは、嘔吐と吐き戻しです。 嘔吐は何らかの原因で人間と同じ様に体調を崩して吐いている場合と、発情による吐き戻しという行動があります。 嘔吐の場合は、すぐにでも病院に連れていくべきですが、吐き戻しの場合、病気とは違う物になりますので、病院へということにはならないかと思います。 ですが、あまりにも吐き戻しが続く場合は、他の病気になってしまう可能性もあることから、一度病院を受診し、発情を抑制する処置をしてもらうことも一つの手です。 では、嘔吐吐き戻しの見分け方をご紹介していきます。 ・嘔吐の場合 行動としては、インコが顔を左右に振り、口の中に戻した食物を周囲にまき散らしてしまいます。 かなりの勢いでまき散らしてしまうので、音などで気づくことがあるかと思います。 また、留守中に嘔吐してしまった場合でも、ケージなどに餌や粘液が飛んで付いているのを見つけたら、嘔吐を疑った方が良いでしょう。 ・吐き戻しの場合 吐き戻しの場合は嘔吐とは違い、1箇所にまとめて口の中のものを戻していることが多いです。 嘔吐と違い、巻き散らかさないので、気づきにくいかもしれませんが、毎日掃除やケージの中を見ていると気づくかと思います。 この吐き戻しは雄が行う発情行動になり、発情している相手への求愛行動なのです。 そして、不思議なのは、発情相手は鳥以外の場合もあるということです。 ですので、おもちゃなどに吐き戻しをしていることもあります。
考えられる嘔吐の原因
鳥が嘔吐をしてしまう原因は沢山ありますが、病気が主な原因です。 考えられる嘔吐の原因の病気としては、 ・感染症 →マクロラブダス症、カンジダ症などの真菌類 →オウム病 →ウイルス →細菌類 →原虫類 が原因として挙げられます。 その他にも、 ・餌のせいでの栄養失調 ・暑さ、寒さの影響で免疫力が低下 ・換羽には体力を使ってしまうので、体力が低下してしまう ・季節の変わり目の変化 ・引越しや飼い主の生活スタイルが変わったなどの急激な生活環境の変化 などによる鳥が受けてしまうストレスで嘔吐してしまうケースもあります。 また、外的な原因のこともあります。 例えば、 ・異物 ・中毒 というのは、異物を食べてしまい、消化器官が詰まってしまうことがあります。 また、中毒としては亜鉛、鉛、植物が原因のことが多いです。 また、良性腫瘍、悪性腫瘍が原因ということもあります。 腫瘍が出来ると、その腫瘍が大きくなってしまった場合、胃への圧迫が強まります。 そして、圧迫されてしまい、嘔吐してしまうということもあるのです。 鳥が嘔吐する原因としては、他にも沢山の原因が考えられます。 素人の判断では難しいものがありますので、かかりつけの病院へ行き、少しでも早く診察をしてもらうことをお勧めします。
嘔吐対策について

嘔吐対策としては、飼い主が ・衛生管理をきちんとする ・餌は鳥に合ったものを与える ・ストレスを与えないように配慮する ・危険なものは初めに取り除いておく というように、嘔吐の原因となる条件をそろえさせない為に先回りして取り除いておくことが重要です。 ケージの中だけではなく、家の中に放すことがあれば、家の中に危険なものをなくしたり、隠すようにして下さい。 ですが、どんなに気を付けていても、病気になってしまうことがあります。 その時は、すぐにかかりつけの動物病院へいくようにしましょう。 動物病院でも主に犬と猫しか診ないという病院があるのも事実なのです。 ですので、いざという時にすぐに対処出来るように、あらかじめ鳥を飼うタイミングで鳥の対応をしてくれる動物病院を探しておくのが良いでしょう。 鳥専門の動物病院もありますが、全国的にもとても少ないので、自分の目で見て確認することが一番かと思います。 動物病院にいけば、抗生剤や吐き気止めなど、症状に合った処置をしてもらうことが出来ますので、飼い主も安心することが出来ます。
鳥の変化にいち早く気付けるようにしておきましょう

いかがでしたか? 鳥の嘔吐に関して、考えられる原因と対策をご紹介させて頂きました。 まずは、かかりつけの動物病院を見つけ、どんな場合でもすぐに対処できるようにしておきましょう。 そして、鳥の変化にいち早く気付いてあげることが出来るように日ごろから鳥をしっかりと観察しておくことも大切です。
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UCHINOCO編集部
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