飼い猫が痙攣を起こすと、飼い主さんは大慌てで、どうしたら良いかパニックになることも多いようです。 猫の痙攣について、正しい知識を得ることで冷静に対処することはとても大切です。
猫の痙攣とは?

痙攣は、自分で動かそうと思っているのではなく、勝手に筋肉が強く収縮する状態です。 大脳のはたらきの異常が原因で、腕や足が動く場合を指すことが多いと言われています。 この痙攣には、猫の飼い主さんが心配する必要の無いものも多いので、しっかり学んでおく必要があります。
寝ているときに、手足がピクピク動く
昼夜元気に走り回って休んで眠っているときに、体が勝手に動くことがあります。 手足がピクピク動いたり、時々、ビクッと足を動かしたり、バタバタ走るような仕草をしたりもしますよね。 この場合はほとんどが筋肉疲労で、人によっては”夢を見ているんだ”とも言われたりしますが、それほど心配する必要はありません。
ふと体を触ったら、ブルブル震えている?

猫は全身が被毛で覆われているので、気温の低さに耐えられる動物と思われがちです。 しかし実際は砂漠に近い中東から生まれて、人に飼われるようになった動物です。 暑さには強いのですが、寒さに弱く、ネット動画でもストーブの前に鎮座する猫の動画を見たことあるかもしれません。 室内で飼われている際も、温度が20度を下回るようなら、夜間は暖房をつけるほうが猫には心地よいでしょう。 実際、猫は気温30度以上でも平気です。 冬場で体が小刻みに震えるのは、特に子猫や若い猫に多く見られるので、暖房には注意した方が良いですね。
発作が起きた場合の注意点

まずは体をおさえたり、ゆすったり、口の中へものをいれたりしないようにしてください。 あくまでその発作状態で猫を無理に抱えたり、慌てて騒がないことが大切です。 近くに危険なものがないかどうか、あるいは落下するような危険な場所でないかを確認します。 猫をじっと観察して、どのような状態なのかを観察しましょう。 発作の起こった時刻、それまで何をしていたかなどを詳細に記録します。 発作は何分くらいで収まったか、優しく声をかけて反応があったかなども、後の動物病院の診断で必要となる情報です。 特に”猫の目”をよく見るようにして、意識があるか、あるいは興奮しているような様子なのかや、呼吸などを出来るだけ把握するようにしましょう。
痙攣が10分以上だったら、すぐ病院へ

先に説明した進行性脳疾患の可能性を疑い、すぐに検査で病理の特定を急ぐ必要があります。 猫虚血性脳症、出血性疾患など、場合によっては緊急処置が必要な場合があるからです。 日頃から緊急治療に応えてくれる動物病院を探しておく事も必要です。
有機燐系農薬・殺虫剤,除草剤,なめくじ駆除剤などには要注意
不凍液もそうですが、この様な薬剤の中には、猫が舐めてもあまり刺激を感じない、あるいは匂いに関しても猫が好むような場合もあります。 てんかん発作がこの様な薬剤のせいならば、早急に飲み込んだ薬剤の中和や吐き出さなければいけません。 まずは応急的に水を飲ませたり、口を開けて喉に指をいれて吐き出させるなどの処置を知っておく必要があります。
自己判断するのではなく病院へ連れていきましょう

状況の把握と症状の観察が、その後の動物病院での治療や対処に役立ちます。 あくまでも落ち着いて、正しく症状を把握し適切に飼い主さんが対処することは、猫にとっても心強いものです。
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UCHINOCO編集部
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