猫を家に迎える日までに覚えておきたいのが飼育方法です。食事の与え方は? トイレのしつけは? 猫に適した飼育環境は? 初めて猫を飼う方は分からないことが多いのではないでしょうか。そこで食事、トイレ、ブラッシングなど猫の飼育方法を分かりやすく解説します。
食事の選び方と与え方
猫の飼育方法でまず覚えたいのが食事の選び方と与え方です。
食事の選び方

猫の食事はキャットフードが基本になります。人間用に味付けされた料理や加工食品は、猫にとっては塩分や糖分が多すぎるので与えないでください。どうしても人間の食べ物を欲しがる場合は、部屋の外に出してしまいましょう。 キャットフードは大きく分けて、ドライとウェットがあります。それぞれメリットとデメリットがありますが、まずグラムあたりのカロリーが高いドライフードを用意しましょう。 主食として与えるキャットフードは、必ず「総合栄養食」と記載されたものを選んでください。また多くのキャットフードは、子猫用、成猫用、高齢猫用などに分かれています。猫の年齢に合ったフードを選びましょう。
食事の回数と量

食事の回数は1日2~3回が基本ですが、子猫は胃が小さいので1日3~5回に分けて与えてください。 与える量は1日に必要なカロリーから計算します。量が少ないと「もっと欲しい」と催促されますし、多すぎると肥満になってしまいます。与える前にフードの重さをキッチン計りで確認しましょう。なお子猫は成長に多くのエネルギーが必要で、たくさん運動してカロリーを消費するので、食べたいだけ与えてください。 猫が1日に必要とするカロリーは以下の通りです。 成猫(kcal/kg) 不活発な猫 70 標準的な猫 80 活発的な猫 85 妊娠中の猫 100 授乳中の猫 250 子猫(kcal/kg) 8週齢 260 14週齢 200 20週齢 150 40週齢 100 52週齢 80
食事の時間は飼い主の都合に合わせて構わない

食事の時間は1日2食なら朝と夕方、3食なら朝、昼、夕方が基本になります。 とはいえ猫にとって食事の時間に決まりはありません。お腹が減ったときが食事の時間であり、人間のように時計を見て生活しているわけではないのです。 ですからある程度決める必要がありますが、猫に食事を与える時間は飼い主の都合に合わせて構いません。ただし半日以上家を空けるときは、予め食事を用意してから出かけましょう。
トイレの環境としつけの方法
猫はトイレに並々ならぬこだわりをもっています。まずは猫が快適に使えるトイレ環境を整えて、家に迎えたら早めにしつけを行いましょう。
トイレグッズを揃えよう

トイレグッズは猫を迎える日までに必ず揃えましょう。必要なのはトイレ本体、猫砂、専用シート、消臭剤などです。
トイレの設置場所

まずトイレの設置場所を決めましょう。人の出入りが多い入り口付近や騒がしいリビングにトイレを設置すると、猫は落ち着いて排泄することができません。玄関付近は脱走の危険があるので避けましょう。 トイレの設置場所は静かで人の出入りが少ない場所が適しています。ただし湿気が多いと猫砂がすぐにダメになってしまいます。風通しが良くて日が当たる場所を選びましょう。
しつけは最初が肝心

トイレのしつけは最初が肝心です。猫は砂などやわらかい場所で排泄する本能があるので、しけつは難しくありません。 ウロウロしたり、床の臭いを嗅ぎ始めるなど「トイレに行きたいしぐさ」を見せたら、優しく背中を押してトイレに誘導しましょう。トイレに入りさえすればたいていはしてくれます。 もし失敗しても叱ったりせず根気強くしつけを行いましょう。またトイレ以外の場所に粗相をしたときは、すぐに掃除して臭いが残らないようにしてください。臭いが残るとそこをトイレだと勘違いしてしまいます。
トイレ掃除は小まめに

猫はとても綺麗好きなので、トイレが汚れていると使いたがりません。トイレ掃除は最低でも1日2回以上、こまめに汚れた砂を取り除いてください。また1ヶ月に1回を目安に砂を全部取り替え、トイレ容器を丸洗いましょう。
ストレスなく快適に暮らせる部屋作り
室内飼いの猫にとって、部屋の中は唯一の縄張りです。大切なことは猫がストレスなく安心して暮らせる環境作りです。寝場所や運動するスペースもしっかり確保しましょう。
寝場所

猫の睡眠時間は1日16時間、ゆったり寝られる場所をしっかり確保しましょう。 猫は高い場所に上がると落ち着く習性があるので、キャットタワーや大きな家具の上はベッドを置くのに適しています。また天気の良い日はひなたぼっこをするので、日当たりの良い窓辺にもベッドを置きましょう。多頭飼いの場合は取り合いにならないようにたくさん用意しましょう。
上下運動できる環境

猫はもともと木登りなど上下運動を得意とする動物です。キャットタワーや高さのある家具を上手く利用して、上下運動できる環境を整えましょう。また猫が飛び乗ったり飛び降りた際に倒れないように、家具はしっかり壁に固定してください。
爪とぎ

猫を飼っていて頭を悩ませるのが爪とぎです。柱や戸の角、家具を爪とぎでボロボロにされてはたまりません。しかし、猫は本能で爪とぎを行っているので、叱っても止めてくれません。そこで市販の爪とぎグッズを猫の動線上に配置しましょう。
室温管理

猫は暑いのも寒いのも苦手です。特に子猫と老猫は体調を崩しやすいので、真夏と真冬は要注意です。エアコンなどで適温に保ちましょう。夏は28℃、冬は20℃が目安になります。
定期的にブラッシングを

猫は自分で毛づくろいを行いますが、その際に抜け毛を飲み込んでお腹に毛玉を溜めてしまうことがあります。 そこで必要なのが定期的なブラッシングです。短毛種は週1回、長毛種は1日1回が目安です。毛が生え変わる季節は普段よりも小まめにブラッシングしましょう。 ブラッシングに使う道具は、ピンブラシ、コーム、スリッカーブラシ、獣毛ブラシなどです。 まずコームやピンブラシで毛を溶かしてから、スリッカーブラシで抜け毛を取り、獣家ブラシを全身にかけて毛並みを整えましょう。ただし短毛種は皮膚を痛めやすいので、毛が絡まっていない限りピンブラシとコームを使う必要はありません。
猫が喜ぶおすすめグッズ
猫を飼育する方におすすめのグッズを紹介します。
RAKU 木製キャットタワー

キャットタワーは猫の丈夫な足腰を鍛え、運動不足の解消になり、しかも寝床や爪とぎにもなる優れ物です。とはいえ安価なキャットタワーは、猫が飛び乗るとグラグラ揺れる安定感に欠けるもの、爪とぎですぐにボロボロになる耐久性に欠けるものが少なくありません。 こちらの商品は約1万円というお手頃価格でありながら、天然木製の据え置き型キャットタワーです。ニュージーランド産の松を使っているので、強度や耐久性に優れ、長く使うことができます。重く幅広の底板、太い4本の支柱を使っているので、体の大きな猫が乗っても揺れにくい作りになっています。

アイリスオーヤマ はしっこベッド PCB-21HB

蒸し暑い夏場はひんやり寝られるベッドを用意すると猫が喜びます。こちらのベッドはひんやりする素材を使っているので涼しく過ごせます。ソファの端が少し固くなっているのであごを乗せやすくぐっすり眠ることができます。

アミコ BWドット猫カラー

ドット柄と裏地の配色がとってもシックな猫用首輪です。力が加わると自動的に外れるセーフティバックル式なので、万が一、首輪が引っかかったときに安心です。生地はやわらかく伸縮性があり、着け心地も良好です。

猫壱 バリバリベッド

爪とぎだけでなくお昼寝にも使えるダンボールベッドです。秘密はダンボールについたなだらかな曲線にあり、体によくなじむので猫が寝そべるのに適しています。ダンボールだと強度が気になりますが、2種類のダンボールを張り合わせているので、とぎクズが出にくく長持ちします。

飼育方法を覚えて愛猫との信頼関係を築きましょう!

猫を飼うならまずストレスなく快適に暮らせる環境を整え、食事やトイレに気を配りましょう。 食事の回数は1日2~3回が基本です。食事の量は必要なカロリーから計算してください。トイレは人通りが少なく静かで風通しの良い場所に設置しましょう。トイレのしつけは最初が肝心です。 正しい飼育方法を覚えて愛猫との信頼関係を築きましょう!
Miki-tomo(参照日:2020-5-13)
https://item.rakuten.co.jp/miki-tomo/ck0663/
Pet館〜ペット館〜(参照日:2020-5-13)
https://item.rakuten.co.jp/dog-kan/574261/
ラロック(参照日:2020-5-13)
https://item.rakuten.co.jp/ralloc/72139494/
PET THREE(参照日:2020-5-13)
https://item.rakuten.co.jp/iampet/necoichi-7/
著者情報
UCHINOCO編集部
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