マンションで多い犬のトラブル事例

まずは、マンションでよく見られる犬のトラブル事例をご紹介します。 事例を知っておくことで、してはいけないことも自然も理解できるようになるでしょう。
鳴き声がうるさい
やはり一番多いトラブルとしては、鳴き声がうるさいというクレームでしょう。 飼い主としては、愛犬の吠える声も可愛らしく感じるものかもしれません。 ですが、ほかの住人は犬の鳴き声に大きなストレスを感じることもあります。 特に深夜や朝方などは、ほかの住人が寝ている可能性もあるでしょう。 犬の鳴き声に対してクレームがあり、その後大きなトラブルに発展することも少なくありません。 そのため、犬の鳴き声に対してはしっかりとしつけを行う必要があります。 飼い主が不在で犬が留守番しているときに吠えるのも同様で、マンションという集合住宅で生活をする上で、犬に無駄吠えをさせてはいけないことを覚えておきましょう。
犬の排泄物に対するクレーム
犬を飼う上で、散歩を欠かすことはできません。 そして散歩をするとかならずといって良いほど、犬は排泄をします。 外であればまだ良いですが、犬によってはエントランスやエレベーターで排泄をしてしまう可能性もあります。 また、ベランダで排泄をさせる飼い主もいますが、それもトラブルの元です。 排泄物を放置することで、においがほかの住人へ迷惑をかけることが考えられます。 きちんと処理するようにしましょう。
犬の抜け毛のトラブル
犬の被毛や皮膚の健康を守るために、ブラッシングは必要不可欠です。 室内で行うのであれば良いですが、室内に抜け毛が漂うことが嫌で、ベランダでブラッシングを行う人がいます。 ベランダでブラッシングを行うことで、ほかの住人のベランダに抜け毛が落ちたり、ベランダで干している布団や洗濯物に抜け毛が付着したりすることもあるでしょう。 きれいにした洗濯物に知らない犬の抜け毛が付着しているのは、大きなストレスとなります。また、動物アレルギーがある方もいます。 そのため、犬をマンションで飼う場合はかならず室内でブラッシングを行うようにしましょう。
犬をマンションで飼う上で注意したいポイント

それでは、犬をマンションで飼う上で注意したいポイントについてご説明します。 これらは最低限のマナーですので、これだけ守ればいいわけではありません。
しつけをする
どんな犬であっても、最低限のしつけはしなければなりません。 特に無駄吠えに関しては、しっかりとしつけをしないとトラブルに発展する可能性は高いでしょう。 ほかにも引っ張り癖などもしつけをしておくと、ほかの住人を噛んでしまうなどのトラブルを回避することができるはずです。
ブラッシングやシャンプーは定期的に行う
犬のブラッシングやシャンプーを定期的に行う効果は、犬の衛生のためだけではありません。 ブラッシングによる抜け毛はもちろん、シャンプーをすることでにおいのクレームも起きにくくなるでしょう。
排泄物はかならず片付ける
マンション内はもちろん、日頃の散歩での犬の排泄物はかならず片付けましょう。 犬のおしっこには、上から水をかけることでにおいが充満するのを抑えてくれます。 糞は必ずビニール袋に入れ、持ち帰りましょう。 またトイレシートを持ち歩いておくと、万が一犬がマンション内で排泄をしてしまったときにも、サッとトイレシートを犬の下に敷くことで最悪の事態を免れることができるでしょう。
共有スペースをきれいに利用する
マンションに住む上で、共有スペースをきれいに利用するというのは最低限のマナーです。 エントランスやエレベーターはもちろん、ベランダも共有スペースとして扱われることが多いです。 そして、マンションによっては犬用の足の洗い場が設置されていることもあるでしょう。 そういった共有スペースをきれいに利用することで、ほかの住人ともトラブルが起きにくくなります。
犬を飼う上でのマンションの選び方

最後に、犬を飼う上でのマンションの選び方をご紹介します。 ペット可であったとしても、実際には犬と生活をするには不向きな物件もありますので、注意しましょう。
ペット可のマンションに住む
当たり前のことですが、犬を飼うにはペット可のマンションでなければいけません。 しかし、ペット不可のマンションで、管理人に内緒で犬を飼っている人がいることも事実です。 これは絶対にしてはいけません。 もしも管理人に犬を飼っていることを知られたら、強制退去や賠償金の請求をされる可能性があります。 また、ペット不可のマンションに住んでいる人は、犬アレルギーや犬が苦手な人が住んでいる場合もあるでしょう。 そういった人たちのためにも、絶対にペット不可のマンションで犬を飼うようなことはしてはいけません。
十分な広さのマンションを選ぶ
ワンルームのマンションでも、ペット可であることはあります。 しかしペット可であったとしても、ワンルームのマンションを選ぶのは避けたほうが良いでしょう。 ワンルームの広さでは、犬が十分に動き回ることができません。 十分な散歩時間を確保できれば良いかもしれませんが、狭い部屋で生活をするのは犬にとって大きなストレスとなる可能性があります。 そのため、可能な限り広いマンションに住むことがおすすめです。
マナーを守って快適に生活をしましょう

マンションのトラブルを避けるためには、私たち飼い主が最低限のマナーを守ることが大切です。 当たり前のことですが、自分がされて嫌なことは相手にもしないということを意識して生活をしましょう。
著者情報
けんぴ
若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。
