犬が動物病院でマナーを守る必要性

公共の場でマナーを守るというのは、当然のことです。 まずは、犬が動物病院でマナーを守る必要性について見ていきましょう。
たくさんの動物がいるから
動物病院には、多くの犬や猫が訪れます。 ほかの動物を受け入れているのであれば、ハムスターなどの小動物やトカゲなどの爬虫類がいることもあるでしょう。 それらのたくさんの動物がいるため、一匹の犬が問題を起こせばさまざまな動物たちに影響が出てしまいます。 すべての動物が病院内で穏やかに過ごすことができるように、最低限のマナーを守らなければなりません。
愛犬を守るため
ほとんどの人は、自分のペットが一番可愛いと考えているでしょう。 それは動物病院に訪れている飼い主の多くがそう考えているため、動物病院では自分本位な行動をしがちです。 「愛犬が心配だから、早く診察をしてほしい」と考える人もいるかもしれません。 しかし、それはほかの飼い主も同様で、もしかしたら愛犬よりも重篤な症状で悩んでいることもあるでしょう。 たくさんの動物がさまざまな症状に悩んで動物病院を訪れているため、愛犬のことを本当に大切に考えているのであれば、譲り合いの精神を持つことが一番スムーズに診察を受けることに繋がるはずです。
犬を動物病院へ連れて行く前のマナー

犬を動物病院へ連れて行く前にも、さまざまなマナーがあります。 これらをしっかりと守り、気持ち良く診察を受けられるようにしましょう。
事前に電話をする
犬を動物病院へ連れて行くときは、事前に電話をするのがマナーのひとつです。 もちろん電話をしないで訪れても診察を受けることはできますが、どうしても事前に連絡がある犬が優先して診察をされてしまいます。 そのため、動物病院へ連れて行く前に電話をして、犬の年齢や症状を伝えると良いでしょう。 時間も伝えておくことで、動物病院側も適切な準備をすることができます。
時間通りに連れて行く
動物病院へ事前の電話をした後は、犬を時間通りに連れて行くのも当然のマナーです。 動物病院側は電話連絡を受けた時間に合わせて準備をしているため、時間に遅れるとほかの診察の予定もずれてしまいます。 ほかの人や犬に迷惑をかけないためにも、予定時間の5分前には到着しておくようにしましょう。
飼い主が連れて行く
「うちの犬は人見知りしないから」などの理由で、知人などに犬を動物病院へ連れて行くよう頼む人がいます。 飼い主にも事情はそれぞれあることと思いますが、犬を動物病院へ連れて行くときは必ず飼い主が行くようにしてください。 飼い主でなければ細かい症状や、日頃の犬の様子がわかりませんし、急を要することにも対応することができません。
犬も事前に準備しよう
動物病院へ連れて行く前に、犬も事前の準備が必要です。 まずは、病院内で抜け毛をまき散らせることがないように、しっかりとブラッシングをします。 そして、当たり前のことですがリードをつけ、興奮しやすい性格であればキャリーなどに入れておきましょう。 ただし、犬が重篤な症状で急を要する際には、ブラッシングをせずに急いで動物病院へ向かう必要があります。
尿や便を採取する
犬の血尿や血便による受診であれば、事前に尿や便を少量で良いので採取しておきましょう。 動物病院内では、犬が緊張して排泄をしないことが十分考えられますので、事前に採取しておくことで検査がスムーズにいくはずです。
診察時間内に受診する
動物病院のほとんどは、午前の部と午後の部に分かれています。 診察時間外であれば、受診できないこともあるでしょう。 また、もしも診察時間外に診察をしてほしいのであっても、スタッフが十分にいない場合も想定しなければなりません。 急を要する場合を除いて、動物病院側の都合もあるため、必ず診察時間内に受診するようにしましょう。
犬が動物病院に着いてからのマナー

最後は、本題でもある犬が動物病院に着いてからのマナーをご説明します。 スムーズに受診をするためにも、さまざまなマナーはかならず守るようにしましょう。
リードは短く持つ
犬は動物病院に着くなり、緊張しているはずです。 見慣れない場所と動物がいるため、興奮状態になっていることも考えられます。 そのため、ほかの動物とトラブルにならないためにも、リードは短く持つようにしましょう。 犬が興奮しやすい性格の場合は、キャリーなどで視界をある程度さえぎるのもおすすめです。
ほかの動物に触らない
動物病院へ来ている動物の多くが、身体の異常を抱えています。 そのため、むやみにほかの動物に触らないようにしましょう。 万が一ほかの動物を触って噛まれたなどのトラブルが発生すると、大事になってしまいます。 そのため、ほかの動物が珍しく感じたとしても、触らないのが最低限のマナーです。 当たり前のことですが、ほかの犬に対しておやつを与えるのもマナー違反ですのでやめましょう。
スタッフのサポートをする
愛犬の診察中は、動物病院のスタッフをサポートする意識で臨みましょう。 むやみに愛犬に声をかけることは避け、獣医師からの指示に従って行動をするようにしてください。 犬を抱きかかえながら、急な動きをしないようにスタッフと押さえるなど、診察中は獣医師のサポート役に回るようにしましょう。
動物病院ではマナーを守って気持ち良く利用しよう

犬は、基本的に動物病院が苦手なことが多いです。 知らない人に口内を触られたり注射をされたりと、慣れないことが続くため、動物病院が好きだという犬は少ないでしょう。 しかし、ほかの診察に来ている動物も動物病院内では緊張をしているはずです。 それぞれの飼い主がマナー違反をしないで利用すれば、動物たちは落ち着いて診察を受けることができるでしょう。 マナーを守って気持ち良く動物病院を利用することができるように、まずは自分たちが気を付けてみてはいかがでしょうか?
山田動物病院(参照日:2020-10-27)
http://www.yamadaanimalhospital.com/article/14127608.html
山科みやこ動物病院(参照日:2020-10-27)
https://yamashinamiyako-ah.com/column15/
著者情報
けんぴ
若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。
