抜け毛が多い犬と少ない犬の違いは?

犬の抜け毛の多さは、シングルコートなのかダブルコートかによって異なります。 ダブルコートとは、アンダーコート(被毛の内側に生える柔らかい毛)とオーバーコート(皮膚を保護する毛)の2種類の被毛が生えている状態です。 アンダーコートは、年2回生え変わる時期があるため、大量の抜け毛が発生してしまうのです。 保温効果が高いダブルコートは、寒い地域原産の犬種に多くみられて、抜け毛が少ないシングルコートの犬は、温かい地域原産の犬種が多いとされています。 ですが、最近の飼い犬はエアコンなどで気温が一定に保たれた室内で過ごしているため、ダブルコートの犬種でも生え変わらなくなってしまうことがあるようです。 寒暖差がないため毛の周期が乱れてしまうことが原因と言われているので、なるべく犬本来の性質を維持するためにも、外気に触れさせるようにしましょう。
抜け毛が少ない犬種
マルチーズ

性格が温厚なうえ、シングルコートで抜け毛が少ないので初めて犬を飼う方も安心して飼うことができます。 そのうえブラッシングも3日に1度かければいいので、日頃のお手入れも楽ちんです。 ですが、毛が伸び続けてしまうので定期的にカットしてあげるか、お店でトリミングしてもらう必要があります。
シーズー

シーズーはダブルコートの犬種ですが、毛が抜けるまでの周期が長いため抜け毛が少ないと言われています。 シーズーも定期的なブラッシングやトリミングが必要ですが、性格が温厚で明るく活発な性格なので飼いやすい犬種でもあります。 鼻が短く短頭種と呼ばれる犬種で、暑さにとても弱いので夏の温度管理は、徹底しなければいけません。
ヨークシャー・テリア

シングルコートのなかでも特に毛が抜けにくいと言われており、人気の犬種です。 ですが、毛が伸びやすいので定期的なブラッシングやトリミングがかかせません。 また、寒さや暑さにも弱いため、夏は20~25度くらい、冬は24~26度くらいを目安に1年を通して温度調整をしてあげる必要があります。 非常に賢く人懐っこい性格ですがわんぱくなので、最初にしっかりとしつけをしてあげましょう。
トイ・プードル

社交的な性格で学習能力も高く、見た目もとても愛らしいので人気がある犬種です。 抜け毛は少ないですが、くるっとカールした毛質なので、ブラッシングをこまめにしてあげないと毛が絡まり毛玉ができやすくなってしまいます。 1~2か月に1度はトリミングをおこなうようにしましょう。
ミニチュア・ピンシャー

シングルコートなうえ短毛なので、毛が気になることはほとんどないといえるでしょう。 また、ブラッシンクやトリミングも頻度が少なくすむので、お手入れがとても楽な犬種なのです。 スタイリッシュで活動的な性格をしていますが、信頼をおいている人には忠誠心を示してくれます。 よく小型のドーベルマンと勘違いされていますが、祖先はドーベルマンより歴史が古いドイツの中型犬であると言われています。
グレート・デン

シングルコートで短毛なので、超大型犬の中でも抜け毛が少ないと言われている犬種です。 一見怖そうな見た目とは反対に、温厚な性格で他の動物とも生活することも可能です。 かなり力が強いので、しつけをしっかりとおこなうことと、毎日1時間以上の散歩をしないといけないので、飼い主にも体力が必要かもしれません。
抜け毛が少ない犬種を飼うときの注意点

ブラッシング
シングルコートでも定期的にブラッシングしてあげる必要があります。 毛が長い犬種なら1日1回、毛が短い犬種なら1週間に1~2回程度で大丈夫です。 ブラッシングにはマッサージ効果もあるので、犬と飼い主のコミュニケーションの一環にもなりますので、忘れずおこないましょう。 ブラッシングに使うブラシは、毛の長さに適したものを使うとキレイに仕上げることができますよ。
長毛種におすすめのブラシ
毛が長い犬種にはスリッカーブラシやピンブラシなどを使用してブラッシングをおこないましょう。 ブラッシングは強く引っ張らず、毛先の方からゆっくりとほぐしてあげてください。
短毛種におすすめのブラシ
毛が短い犬種には、ラバーブラシや獣毛ブラシなどが最適です。 皮膚を傷つけないよう、優しく撫でるようにブラッシングしてあげましょう。
トリミング
シングルコートの犬種は、抜け毛が少ない分、毛が伸びるのが早いことが特徴です。 特に毛が伸び続けてしまう犬種の場合は、月に1回のトリミングが欠かせません。 定期的にトリミングしないと、雑菌が繁殖したり感染症の原因になったり、目の周りの毛が伸びると目に入って目ヤニの原因にもなってしまいます。 また、皮膚が弱い犬種の場合、トリミングをおこなうことで皮膚の状態を確認し、炎症やケガをしていないかなどをいち早く見つけてあげることができます。
寒さに弱い犬種
シングルコートの犬種は、アンダーコートがないので基本的に寒さに弱いことが多いです。 そのため寒い時期には、毛布やペット用ヒーターなどを利用して体温が下がらないようにしてあげましょう。 散歩のときはペット用の服を着させてあげるのも保温効果があるため効果的です。
愛犬の被毛構造に合わせたケアをしてあげよう

毛が抜けにくい犬は、毛の抜けやすい犬に比べて洋服に毛がたくさんつくこともなく、掃除も楽なので多頭飼いをするときにも向いています。 ですが、犬種によっては定期的なブラッシングやトリミングの必要があるので、よく調べてから飼うようにしましょう。 トリミングは、犬種にもよっても異なりますが、1回にかかる費用が5,000円以上必要な場合もあります。 継続できるかという点もよく考慮して、犬種を選ぶようにした方がいいかもしれません。 犬と楽しい毎日を送るためにも、どの犬種にしたほうがいいかをよく検討してみてください。
著者情報
Hanaco
子育てをしながら、専業主婦ワーカーとしてお仕事をさせていただいております。以前はチワワを2匹飼っていました。
調べることや文章を考えることが好きで、自分の考えや経験などを活かせるようなお仕事をしたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。
