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犬はきのこを食べても大丈夫?メリットと注意点を解説

犬はきのこを食べても大丈夫?メリットと注意点を解説

秋の味覚として、バター炒めやスープなどに入れると美味しいきのこ。 栄養も豊富なきのこですが、犬に与えても問題ないのでしょうか? この記事では、犬にきのこを与えるメリットや注意点を解説します。
犬の食べ物
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犬はきのこを食べても大丈夫?

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まずは、犬がきのこを食べても大丈夫かどうかを解説します。 併せて、与えても良いきのこの量についても見ていきましょう。

犬はきのこを食べても大丈夫

結論から言うと、犬はきのこを食べても大丈夫です。 これは、人間が食べられるきのこのことを指しており、当然ながら人間が食べられない毒きのこと呼ばれるきのこは犬に与えてはいけません。 きのこは人間の身体に良い食材といわれていますが、犬にとってもさまざまなメリットがあります。

乾物のきのこは水で戻す

乾物として販売されているきのこは、水で戻して与えましょう。 そのまま与えると、当然ながら喉に詰まったり消化不良になるリスクが考えられます。

犬に与えても良いきのこの量

犬に与えても良いきのこの量は、おおよそですが犬の体重5kgに対して25g程度のきのこが目安です。 メインの食材が肉類である犬にとってきのこは副菜となるため、肉類をメインに与えてきのこや野菜で細かい栄養素を補うような与え方をすると良いでしょう。

犬に与えても良いきのこの種類

犬には、先述したように人間が食べられるきのこを与えるようにしましょう。 一般的に人間が日常的に食べているきのこの種類は、しめじやまいたけ、しいたけやえのき、マッシュルームやきくらげなどが挙げられます。 もちろんほかにも市販されているきのこであれば、犬に与えることができるはずです。 当然ながら、毒きのこと呼ばれるきのこは犬にとっても有害なものなので、犬に与えるきのこは山で採ってきたものではなく、量販店などで販売されているものを与えるようにしましょう。

犬にきのこを与えるメリットとは?

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次に、栄養の面から犬にきのこを与えるメリットをご説明します。 きのこは、犬にどのような影響を与えるのでしょうか?

βグルカン

きのこ全般には、βグルカンという食物繊維の一種が豊富に含まれています。 βグルカンは免疫力の維持に効果が期待でき、ほかの食材に比べてきのこが圧倒的に多く含まれることで知らせています。

ビタミンB1

きのこには、ビタミンB1も含まれています。 ビタミンB1は糖質の代謝をサポートする役割や、疲労が溜まっている犬にもおすすめです。

ビタミンB2

脂質をエネルギーに変える役割があるのが、ビタミンB2です。 ビタミンB2は犬の成長に欠かすことのできない栄養素で、細胞が生まれ変わるのに必要です。 また、皮膚や粘膜の保護にも効果が期待できます。

食物繊維

きのこには食物繊維も豊富に含まれています。 食物繊維は、腸内環境を整える効果が期待できるため、お腹の調子が気になる犬におすすめです。

低カロリー

きのこは、低カロリーな食材です。 栄養豊富で空腹感を満たしながら、犬の肥満対策にも繋がります。 ひとつの目安ですが、100gあたりのカロリーはしめじ8kcal、まいたけ16kcalです。

低価格

きのこは、低価格であるのも魅力のひとつです。 毎日手作りフードを作るのであれば、低価格なのは飼い主にとって嬉しい限りでしょう。 ちなみに、きのこは価格が変動しにくいというメリットがあります。

犬にきのこを与える際の注意点

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きのこは、人間でも食べてはいけない種類がある、取り扱いの難しい食材です。 最後に、犬にきのこを与える際の注意点をご紹介します。

生のまま与えない

犬にきのこを与える際は、生のままは与えずに必ず火を通して与えます。 また、加熱をする際は油などを使用せずに、しっかりと茹でるようにしましょう。

味付けはしない

きのこはバター炒めなどの味付けをすれば美味しいですが、犬に与えるときは湯通しをして味付けをせずに与えましょう。 味付けをすると、塩分過多により犬の腎臓などに負担がかかる可能性があります。 ちなみに、きのこは茹でるとダシが出るため、きのこといっしょにゆで汁を与えるのもおすすめです。

与えすぎに注意

犬にきのこを与える目安量を先述しましたが、低カロリーといえども与えすぎは厳禁です。 なぜなら、きのこは食物繊維が豊富なため、食べ過ぎると下痢の原因になってしまうからです。 また、栄養豊富なきのこであっても、きのこで満腹にしては犬の健康を維持することはできません。 犬の健康維持にもっとも大切なのは動物性たんぱく質なので、きのこや野菜などは栄養補助のような感覚で与えるようにしましょう。

細かく刻んで与える

犬にきのこを与える際は、細かく刻んでから与えるようにしましょう。 加熱してそのまま与えると、消化不良の原因になります。 どんな食材にもいえることですが、きのこも包丁やフードプロセッサーなどで細かくすることで消化の手助けになるはずです。

犬にきのこはメリットの多い食材

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犬にとってきのこは、さまざまなメリットがあります。 栄養豊富かつ低カロリーなため、ダイエット中の犬にも良いでしょう。 しかし、きのこで満腹にしてしまうと、動物性たんぱく質を中心に摂取しなければならない犬の身体に悪影響を及ぼす可能性があるため、注意が必要です。 また、きのこの食べ過ぎは食物繊維による下痢の原因にもなります。 しっかりと茹でて味付けをせず、細かく刻んだきのこを適量与えることで、犬の健康に良い影響を与えてくれることが期待できるでしょう。

参考サイト

文部科学省 食品成分データベース「きのこ類/しいたけ/ゆで」(参照日:2022-08-05)
https://fooddb.mext.go.jp/details/details.pl?ITEM_NO=8_08040_7&MODE=2

文部科学省 食品成分データベースきのこ類/まいたけ/ゆで(参照日:2022-08-05)
https://fooddb.mext.go.jp/details/details.pl?ITEM_NO=8_08029_7

文部科学省 食品成分データベースきのこ類/マッシュルーム/ゆで(参照日:2022-08-05)
https://fooddb.mext.go.jp/details/details.pl?ITEM_NO=8_08032_7&MODE=2

著者情報

けんぴ

若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。