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猫が飼い主のお腹に乗るのはなぜ?理由や対処方法を解説

猫が飼い主のお腹に乗るのはなぜ?理由や対処方法を解説

部屋でくつろいでいると、猫がお腹に乗ってくることがあります。 なぜ、猫は飼い主のお腹に乗るのでしょうか? この記事では、猫が飼い主のお腹に乗る理由や、対処方法について解説します。
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猫が飼い主のお腹に乗る理由

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まずは、猫が飼い主のお腹に乗る理由をご説明します。 言葉の話すことのできない猫の気持ちを、少しでも汲み取ってあげましょう。

飼い主のことを信頼しているから

猫が飼い主のお腹に乗るのは、信頼の証といえます。 そもそも、猫はとても警戒心の強い動物で、飼い主のそばにいても急所であるお腹を隠して寝ることがあるほどです。 猫の急所であるお腹を飼い主の身体にくっつけるというのは、飼い主のことを信頼しているのでしょう。 「この人なら突然危害を加えてくることはない」と考えているため、猫は安心して飼い主のお腹でくつろいでいるのです。

何かを要求している

寝ている時に猫がお腹に乗ってくると、無視をするわけにはいきません。 そのため、「どうしたの?」などと猫に声をかける人は多いでしょう。 猫は、飼い主のお腹に乗ることで飼い主が気にかけてくれることを知っているのです。 特に、過去にお腹に乗った時におやつや食事をくれたり、いっしょに遊んでくれたりしたことがある猫は、ふたたび飼い主に何かを要求しようとして、お腹に乗ることがあります。

飼い主のお腹が温かいから

猫は、飼い主の体温で暖を取っているのかもしれません。 当然ながら人肌は温かく、密着することで温かさを感じます。 猫用ベッドなどを置いているにも関わらず、何度も猫がお腹に乗ってくるという時は、部屋が寒い可能性があります。

甘えているから

甘えん坊の猫は、飼い主に構ってもらうためにお腹に乗ることがあります。 喉をゴロゴロと鳴らしたりお腹をふみふみと揉んでくる猫は、飼い主に甘えているのでしょう。 日頃からしっかりと猫とコミュニケーションがとれている場合でも猫は甘えてきますが、飼い主とのコミュニケーション不足の猫は、必要以上に構ってもらおうと飼い主のお腹に乗ってくるはずです。

体調不良だから

猫が飼い主のお腹に乗ってくる時は、体調不良の可能性も考えなければなりません。 体調不良で不安な気持ちがあり、飼い主にすり寄っているのでしょう。 飼い主のお腹に乗ってくる猫は可愛いですが、下痢や嘔吐、食欲不振などの症状がないかを日頃からきちんとチェックしておく必要があります。

猫が飼い主のお腹に乗った時の対処方法

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次に、猫が飼い主のお腹に乗った時の対処方法をご紹介します。 正しい対処をすれば、猫は今後も飼い主のお腹に乗ってくるはずです。

じっとする

猫が飼い主のお腹でまったりと過ごしているのであれば、じっと動かないようにしましょう。 むやみに動いてしまうと、猫は「飼い主のお腹は居心地が悪い」と学習して、お腹に乗らなくなってしまいます。 また、飼い主のお腹を安心できる場所だと考えなくなるでしょう。

重かったら降ろしても大丈夫

猫は体重3~5kg程度はあるため、数十分お腹に乗られると意外に苦しいものです。 そんな時には、思い切って猫をお腹から降ろしても問題はありません。 猫はマイペースな動物なので、飼い主から降ろされたくらいでは、気にも留めないでしょう。 ただし、猫を降ろす時はそっと優しく降ろすことが大切です。

動物病院へ連れて行く

猫が飼い主のお腹に乗ること自体には、大きな問題はありません。 しかし、下痢や嘔吐などの体調不良だと考えられる症状が現れている場合には、一度動物病院へ連れて行くことをおすすめします。 獣医師に診せることで、体調不良の原因を特定できるでしょう。

猫にお腹に乗ってほしい時はどうすれば良い?

飼い主によっては、「愛猫にお腹に乗ってきてほしい!」と考える人もいるでしょう。 そう考えている人は、お腹の上に毛布をかけてみると良いでしょう。 飼い主のお腹に毛布をかけることで、温かさがアップすることはもちろん、安定感も増します。 猫は長時間同じ場所で休憩することが好きなので、飼い主のお腹に安定感があると、積極的に乗ろうとしてくるでしょう。

猫が飼い主のお腹以外に乗る時の気持ち

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猫は、飼い主のお腹以外にも、顔や膝に乗ってくることもあります。 それぞれの部位別で、どんな気持ちなのかを見てみましょう。

飼い主の顔に近ければ近いほど飼い主のことを信頼している

一般的に、飼い主の顔近辺に乗ってくる猫は、飼い主のことを信頼しているといわれています。 また、飼い主の顔に近ければ近いほど信頼していると考えられていますが、意外にも寝ている飼い主の顔に乗ろうとする猫は多いものです。 赤ちゃんのことを守ろうとして顔に乗ってしまう猫もいますが、これは万が一の事故に繋がる可能性もあるため、赤ちゃんがいる家庭では、きちんと猫のことを見張っておく必要があります。

飼い主の膝に乗るのは、飼い主のことを独占しようとしている

猫は、座っている飼い主の膝に乗ってくることがあります。 これには飼い主のお腹と同様に、温かいから、何かを要求しているからという理由が挙げられます。しかし、猫が飼い主の膝に乗るのは、飼い主のことを独占しようとしているという説もあるのです。 座っている時に、猫が膝に乗ってきたら、飼い主はその場から動くことができません。 飼い主を拘束する意味で、猫は膝に乗ってくるのでしょう。 これは、特に多頭飼いをしている時にみられる行動だといわれています。

猫が飼い主のお腹に乗るのは、さまざまな理由がある

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猫が飼い主のお腹に乗るのは、何かを要求している、温かいからなど、さまざまな理由があります。 どれも飼い主にとっては、可愛らしいものかもしれません。 それもそのはず、猫が飼い主のお腹に乗るのは、飼い主のことを信頼している証なのです。 急所であるお腹を飼い主に預けるということが、何よりの証拠です。 ですが、万が一体調不良だということも考慮して、猫に下痢や嘔吐、食欲不振などの症状がないかチェックしてみると良いでしょう。

著者情報

けんぴ

若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。