猫が飼い主の呼びかけに無視をする理由

まずは本題である、猫が飼い主の呼びかけに無視をする理由についてご説明します。 実は、言葉の話せない猫なりの理由があったのです。
のんびりしたいから
猫が飼い主の呼びかけに無視をするのは、ひとりでのんびりしたい気分なのかもしれません。 また、グルーミングや爪とぎなど、猫がひとりの時間に集中している時にも、無視をすることがあります。 人間も、部屋でくつろいでいる時に突然電話が鳴ると、出たくない時もあるはずです。 マイペースである猫も同様に、ひとりになりたい時があるのでしょう。
窓の外に夢中だから
もしかしたら、猫は窓の外に夢中で飼い主の声が届いていないのかもしれません。 窓の外は、猫にとって楽しいものがたくさんあります。 空を飛ぶ鳥や虫、通行人なども猫にとっては新鮮です。 特に動物に目を奪われている時は、猫に呼びかけても無視をされてしまうことが多いでしょう。
無視はしていない
実は、飼い主は無視をされたと勘違いしているかもしれませんが、猫は無視をしていません。 猫が返事をするのは、ニャーという鳴き声だけではありません。 猫が飼い主からの呼びかけに反応する時は、尻尾や耳などを動かすこともあります。 特に尻尾をパタパタとさせるのは、飼い主の呼びかけに対する返事にあたります。 ですが、鳴き声ではなく尻尾で返事をする時は、「名前を呼ばれたけど、いちいち返事をするのは面倒だなぁ……」と、猫が面倒がっている可能性が高いです。 また、眠い時に呼びかけられて顔をあげる気力がない時にも、尻尾で返事をすることがあります。
体調不良
猫が飼い主の呼びかけに反応しない時は、体調不良が原因の可能性もあるでしょう。 基本的に猫は多少の体調不良でも食欲や元気はありますが、病気や怪我などの場合はじっとその場で動かずに体力を回復しようとします。 もしも猫がいつもと違う様子であれば、きちんと対処をしなければなりません。
猫が無視をした時の対処方法

次に、猫が無視をした時の対処方法をご紹介します。 猫との信頼関係を築くことができるように、正しい対処をしましょう。
放っておく
呼びかけに対して無視をされたとしても、気にせずに放っておくことがもっとも良い対処方法といえます。 猫が無視をする時は、飼い主に構ってほしくない時であることが多いため、飼い主自身も気に留める必要はありません。 猫がひとりの時間を楽しんでいるのであれば、飼い主もひとりで過ごすと良いでしょう。
猫から近寄ってくるのを待つ
猫が何かに夢中になっていたり寝ていたりすると、どうしても飼い主のことが疎かになってしまいます。 しかし、猫も用を足すと退屈になるはずです。 猫に無視をされても、じっと待っていればいずれ猫から近づいてくるでしょう。
動物病院に連れて行く
猫が飼い主の呼びかけに無視をしているわけではなく体調不良の場合は、動物病院に連れて行く必要があります。 動物病院に連れて行く前にチェックしておきたいことは、猫がいつもと様子が違うかどうかです。 基本的には、食欲があって走り回れる元気があれば問題ないでしょう。 しかし、じっとその場から動かなかったり食欲がなかったりする時は、早めに獣医師に診せることをおすすめします。
猫に無視をされないためにはどうすれば良い?

最後に、猫に無視をされないためにどうすれば良いのかを解説します。 呼びかけにきちんと返事をしてもらえるように、日頃から努力することが大切です。
無理やり構わない
猫はマイペースな動物なので、無理やり構うのはおすすめしません。 大切なのは、猫が構ってほしいタイミングで構ってあげることです。 無理やり構ってしまうと、猫にとって有害な存在と認識されてしまいます。 そのため、猫にとって無害な人間になることが猫に好かれるコツです。 基本的に猫のことは構わずに、猫から近寄ってきた時にだけ構ったり遊んだりしましょう。 そうすることで、猫にとって都合の良い存在となり、飼い主のことが好きになってくれるはずです。
猫の気を惹く
どうしても猫に無視をされたくない場合は、猫の気を惹くような工夫をしましょう。 日頃から楽しんで生活をしていれば、猫も「あの人はいつも楽しそうだな」と、興味を示すはずです。 また、猫じゃらしなどのおもちゃを定期的に見せることで、「この人は遊んでくれる人だ!」と認識して、飼い主がそばにいる時は何かを期待するような素振りを見せるようになるかもしれません。
日頃から愛情を注ぐ
当然ながら、猫に無視をされないためには日頃から愛情を注ぐことが大切です。 飼い主が遊びたい時だけ猫のことを構っていれば、猫から好かれることはないでしょう。 きちんと毎日食事を与えて、定期的に遊んだりブラッシングをしたりして愛情を十分に注ぐことで、猫は愛情を返してくれるはずです。 猫を飼っている人で猫好きではない人はいないでしょうが、多少面倒だと感じるトイレ掃除なども率先して行うことで、猫からの信頼を得ることができるでしょう。
猫が無視をするのは理由がある!

猫は、理由がなく飼い主の呼びかけに無視をしているわけではありません。 のんびりしたいから、ほかのことに集中しているからなど、猫なりの理由があるのです。 また、尻尾や耳を動かすなど、鳴き声以外できちんと返事をしてくれている可能性もあるでしょう。 もしも猫に無視をされたくないのであれば、猫のひとりの時間を大切にしてあげることがおすすめです。 マイペースな動物である猫は、ひとりの時間に満足したら飼い主に構ってもらおうと近づいてくるでしょう。 猫が近づいてきた時にしっかりと構ったり遊んだりしてあげることで、猫との信頼関係を築くことができるはずです。
著者情報
けんぴ
若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。
