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猫が獲物をおみやげとして持ってくるのはなぜ?対処方法も解説

猫が獲物をおみやげとして持ってくるのはなぜ?対処方法も解説

猫を外飼いしている人は、猫が獲物をおみやげとして持ってきたことのある経験があるかもしれません。 突然ネズミや虫などを捕まえて持って来られたら、飼い主としても困ってしまうでしょう。 この記事では、猫が獲物をおみやげとして持ってくる理由や対処方法を解説します。
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猫が獲物をおみやげとして持ってくる理由は?

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まずは本題である、猫が獲物をおみやげとして持ってくる理由をご説明します。 猫なりの可愛らしい理由があるため、愛猫の考えをきちんと理解してあげましょう。

飼い主に自慢したいから

猫が獲物をおみやげとして持ってくる一番の理由は、飼い主に自分の成果を自慢したいからでしょう。 そもそも、猫は空腹になったことを理由に狩りをするわけではありません。 猫が狩りをするのは本能的なものであるため、飼い主におみやげとして持ってくる獲物の3倍は狩りをしているといわれています。 話を戻しますが、猫は狩りの成果を飼い主に自慢するために、わざわざ口に咥えて持ってくるのです。 獲物を加えている時の猫の顔は、見てくれと言わんばかりの自慢げな顔をしているでしょう。

飼い主に手本を見せるため

メス猫は、飼い主に獲物をおみやげとして持ってくることが多いといわれています。 これは、母猫が子猫に対して狩りの方法を教えているものに近いといえるでしょう。 猫は、いつまで経っても狩りをしない飼い主のことを、「狩りが下手」だと認識しているのかもしれません。 そのため、実際に獲物を捕まえて飼い主の下へ持ってくることで、狩りの手本を見せてくれているのでしょう。

獲物を保管しておくため

猫は、狩りで獲物を仕留めても、すぐに食べるわけではありません。 満腹の時は一時的に安全な場所に保管して、後で食べようとすることもあります。 もしも猫が飼い主の下へ獲物を持ってきた時は、おみやげではなく「後で食べるから置いておこう」という気持ちがあるのかもしれません。 ネズミや虫を持って来られると飼い主としては困惑するでしょうが、猫にとって飼い主の近くは安全だと認識していることが考えられます。

猫が獲物をおみやげとして持ってきた時の対処方法

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次に、猫が獲物をおみやげとして持ってきた時の対処方法をご紹介します。 猫との信頼関係に溝ができないように、正しい対処をしましょう。

軽く褒めてから処分する

猫が獲物をおみやげとして持ってきた時は、軽く褒めてあげましょう。 ネズミや虫は気持ち悪いと感じるかもしれませんが、猫が好意で持ってきたものなので、嫌がると猫はショックを受けてしまいます。 ですが、褒めすぎると猫は良い気分になって何度も飼い主におみやげとして持ってくるでしょう。 猫がショックを受けないように、軽く褒めた後に猫の見ていない時にこっそりと処分することをおすすめします。

飼い主でも狩りができることを証明する

猫が飼い主に狩りの手本を見せているのであれば、飼い主自身が狩りをできることを証明してみましょう。 獲物となるものはネズミや虫である必要はなく、猫が獲物として認定してくれるものであれば何でも良いです。 ネズミのおもちゃや靴下など、身近にあるもので猫が獲物として認定してくれそうなものを持って、猫に渡してみましょう。 そうすることで、「もう飼い主は自分が狩りを教えなくても大丈夫そうだな」と安心するかもしれません。

おもちゃで思い切り遊ぶ

猫が獲物を飼い主におみやげとして持ってくるのは、狩猟本能を満たせていないというサインでもあるでしょう。 そのため、猫が満足するまでおもちゃで思い切り遊んであげるのもおすすめです。 猫じゃらしなどの捕まえられそうで捕まえられないおもちゃで、いっしょに遊んであげましょう。 ときどき猫におもちゃを捕まえさせてあげることで、狩猟本能を満たすことができます。

猫に獲物をおみやげとして持ってくるのを止めさせる方法

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猫にネズミや虫を持って来られるのは、好意だとしても不衛生であるため止めさせたいと考える人も多いはずです。 最後に、猫が獲物をおみやげとして持ってくるのを止めさせる方法を解説します。

完全室内飼いをする

猫が獲物をおみやげとして持ってくるのを止めさせるのは、完全室内飼いをするのがもっとも良い方法でしょう。 完全室内飼いをすることで、猫がネズミや虫を出会う機会は少なくなります。 しかし、いままで外飼いをしていた猫が突然完全室内飼いになると、ストレスの原因となる可能性もあります。 そのため、猫がストレスを溜めないように室内で思い切り運動をさせたり、完全室内飼いに慣れるまではベランダに出したりなどの対処をすると良いでしょう。 ただし、当然ながらベランダから脱走しないような対策は必要になります。

鈴付きの首輪を装着する

猫に獲物をおみやげとして持ってきてほしくないのであれば、鈴付きの首輪をするのもおすすめです。 鈴付きの首輪をすることで、猫が狩りをしようとしても獲物が鈴の音に気が付き、先に逃げるようになります。 猫は鈴の音によって狩りの成功率が低くなるため、飼い主におみやげとして持ってくる頻度も減るでしょう。 しかし、鈴付きの首輪を装着するのは2つのデメリットがあります。 ひとつは、狩りが難しくなることでストレスが溜まってしまう点です。 狩りが成功せずに狩猟本能を満たすことができないため、きちんと飼い主がおもちゃなどで満たしてあげる必要があるでしょう。 そしてふたつめが、鈴の音で落ち着かないという点です。 少し動いただけでも鈴の音が鳴ってしまうため、猫は安眠することができなくなってしまいます。 もしも猫に鈴付きの首輪を装着する際は、デメリットも理解した上で行いましょう。

猫が獲物をおみやげとして持ってくるのは可愛らしい理由から

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猫が獲物をおみやげとして持ってくるのは、飼い主に自慢したい、飼い主に狩りの手本を見せてあげたいなどの理由が挙げられます。 飼い主としては嫌だと感じることもあるかもしれませんが、猫にとっては健気で可愛らしい理由から獲物をおみやげとして持ってきているのです。 そのため、拒否をすることなく猫のしたことをきちんと受け入れてあげましょう。 もしも猫に獲物をおみやげとして持ってきてほしくないのであれば、完全室内飼いに移行することをおすすめします。

著者情報

けんぴ

若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。