猫の術後服は必要?

まずは、猫の術後服の必要性について解説します。 ストレスのかかる術後を安心して過ごしてもらえるためにも、必要性について知っておきましょう。
手術後の傷口を守るため
猫の術後服は、その名のとおり手術後に傷口を守るために着用します。 猫は傷口を舐めて治癒しようとする習性があるため、何も着用させていないと手術後の傷口を舐めてしまい、細菌感染や傷口が開く危険性があります。 術後服を着せて傷口を守ることで、猫が物理的に舐められないようにするのです。
エリザベスカラーよりも抵抗感が少ない
猫の手術後は、傷口を舐めないように首にエリザベスカラーというラッパ型の器具を装着することが多いです。 たしかにエリザベスカラーであれば、猫が傷口を舐める心配もなくなるでしょう。 しかし、エリザベスカラーはそれなりに重みを感じるため、嫌がる猫もいます。 術後服であればエリザベスカラーよりも違和感が少なく、ストレスも感じにくいでしょう。 また、エリザベスカラーを装着していると狭いところを通れなくなったり高い場所への上り下りがしにくくなったりすることも、術後服であれば問題ありません。
猫の術後服はいつまで必要?
猫の術後服は、当然ながら傷口が治れば必要ありません。 基本的には、手術後の抜糸の時には術後服を着せなくても良いでしょう。 ひとつの目安として、去勢や避妊手術をした後は、10日程度で術後服を着せなくても良くなります。 もちろん手術内容によって傷口の大きさも変わってくるため、獣医師と相談しながら術後服を脱がせるタイミングを図ると良いでしょう。
猫に術後服を着せる際の注意点

次に、猫に術後服を着せる際の注意点をご説明します。 注意点をきちんと守り、かえって猫のストレスとならないようにしましょう。
サイズに注意する
猫に術後服を着せる際は、サイズに注意しましょう。 当然ですが、大きめの術後服を着せると脱げやすくなります。 また、小さいサイズの術後服は動きにくく、猫にとって大きなストレスとなるでしょう。 猫の身体にぴったりとフィットするサイズの術後服を選ぶことで、傷口をしっかりと守ってくれてストレスも軽減されるはずです。
使いやすさを重視する
猫の術後服は、あくまで手術後の傷口を守るためのものです。 そのため、デザイン性は一切気にしなくて良いでしょう。 大切なのは、使いやすさです。 もしも術後服を手作りしようと考えていても、使いやすさをもっとも重視するようにしましょう。
室内にも配慮する
猫にとって、服を着ることは慣れないものです。 猫は自分の身体の大きさを把握しているため、狭い場所でもスルリと通り抜けることができます。 しかし、術後服を着ていると狭い場所を通り抜ける時に服が引っかかってしまうことがあるでしょう。 また、引き出しや帽子などをかけるフックに術後服が引っかかってしまう可能性も考えられます。 猫は高い場所への上り下りが好きなので、フックなどに引っかかって首が絞まってしまう危険性もあるでしょう。 そのため、猫に術後服を着せている間は、部屋に突起物や引っかかりそうなものがないかきちんとチェックしなければなりません。
おすすめの猫用の術後服4選

最後に、おすすめの猫用の術後服をご紹介します。 これらの動きやすい術後服を着せてあげて、猫にいままでどおりの過ごし方をしてもらいましょう。
ハート刺繍術後服 エリザベスウエア

徹底的にずれない術後服のデザインを追求して、できたのがこの術後服です。 猫が動いてもずれずに傷口を守り続けてくれるため、安心して着せることができます。 また、背中に面ファスナーを採用しており、どんな体型の猫にもフィットするでしょう。

フルオープン足付き猫用術後服 エリザベスウエア

国産で丁寧に作られた、猫の術後服です。 夏は涼しく、冬は暖かいエクスライブ加工がされているため、オールシーズン使用することができます。 また、伸縮性にも優れており、猫が窮屈に感じることもないでしょう。

柔らかいストライプ柄の猫用術後服

背中開きのマジックテープで留めるタイプの、猫の術後服です。 簡単に着脱できるため、猫のストレスになる心配も少ないでしょう。 また、柔らかくて伸縮性のある生地を採用していることから、猫も動きやすいはずです。

Tissues Trunk 術後服

ペットケアアドバイザーがデザインした、猫の術後服です。 開腹手術後の傷口のある腹部には、通気性の良いガーゼを使用しています。 着たまま排泄をすることも可能なので、術後に着用し続けることができるでしょう。

猫の手術の後は術後服を着せましょう

猫の術後服は、手術後の傷口を守る役割があります。 また、エリザベスカラーよりも猫の抵抗感がないため、ストレスにもなりにくいでしょう。 特に高い場所への上り下りが好きな猫にとっては、エリザベスカラーよりも術後服をおすすめします。 ただし、しっかりと身体にフィットするものを選びましょう。 サイズが合っていなければ、傷口を守ることができなかったり動きにくかったりします。 今回ご紹介した術後服で、手術後の猫を守ってあげましょう。
F+CARE(参照日:2023-04-11)
https://item.rakuten.co.jp/elizabethwear/18-06050-1/
https://item.rakuten.co.jp/full-of-vigor/20-09179-1/
ペットグッズのモモゼット(参照日:2023-04-11)
https://item.rakuten.co.jp/momozetto/tunagi36/
Tissue’s Trunk(参照日:2023-04-11)
https://item.rakuten.co.jp/tissue/trunk001/
著者情報
けんぴ
若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。
