猫が嫌いな音・におい

まずは本題である、猫が嫌いな音やにおいについてご説明します。 これらのにおいは猫が快適に過ごせなくなる可能性があるため、しっかりと避けてあげましょう。
大きな音
猫は、大きな音が苦手です。 大きな音といえば、雷や工事の音などが挙げられます。 室内であれば、掃除機やドライヤーの音が嫌いでしょう。 猫が大きな音が嫌いな理由は、やはりびっくりするからです。 また、大きな動物の唸り声を連想させるという説もあります。 大きな動物の唸り声は猫が獲物となりうることから、苦手に感じるのでしょう。
低い声
猫は、人間の低い声も嫌いです。 特に男性にみられる低い声は、叱られたり動物の唸り声に聞こえたりするため、苦手に感じているのでしょう。
くしゃみ
猫は、人間のくしゃみの音も嫌いです。 猫同士のくしゃみであっても、苦手な猫はいるでしょう。 なぜ猫がくしゃみの音が苦手かというと、突発的に出る音だからです。 猫にとって人間のくしゃみは爆発音と変わらないため、驚いて走り回ってしまうでしょう。
柑橘系のにおい
猫が嫌いなにおいの代表的なものといえば、柑橘系です。 レモンやみかんなどの柑橘系は酸味が強く、嗅ぐと爽やかなにおいがします。 しかし、この爽やかなにおいは、猫にとっては嫌なにおいとなります。 なぜなら、柑橘系の爽やかなにおいは同時に酸っぱいにおいでもあり、猫にとっては腐っている食べ物と同じように感じるからです。 猫は腐った食べ物を食べると、食中毒により下痢や嘔吐などの症状が現れることを知っています。 野生の猫は食中毒により命を落とす危険もあるため、食べ物を食べる前にはにおいを嗅いで腐っていないか確認します。 柑橘系のにおいはもちろん腐っているわけではありませんが、猫にとっては酸っぱいにおいが腐っていることを連想させるため、本能的に嫌なにおいに感じるのです。
洗剤や芳香剤・香水のにおい
猫は、洗剤や芳香剤、香水のにおいも嫌いです。 人間としては、身だしなみを整えるために使用するものかもしれませんが、猫にとってはにおいが強すぎるため、刺激臭となります。 飼い主のお風呂あがりに猫が執拗に身体を擦りつけてくるのは、甘えているわけではなく嫌なにおいを自分のにおいで上書きさせようとしているのです。
猫が嫌いな人間の行動

猫が嫌いな音やにおいを理解したら、次は猫の嫌いな行動についても知っておかなければなりません。 猫が嫌がる行動をしないことも、猫と仲良くなる秘訣だといえるでしょう。
しつこく構う
猫を撫でると、気持ち良さそうな顔をして喜んでいるように見えます。 しかし、「猫が喜んでいるから」としつこく構ってはいけません。 猫はもともとひとりでのんびり過ごすことが好きな動物なので、しつこく構われるとかえってストレスに感じてしまいます。 猫を撫でている時に噛んでくるのは、「もう構わないで!」という猫からのサインなのです。
無理やり抱きかかえる
猫は、無理やり抱きかかえられることが嫌いです。 なぜなら、自由に動き回れなくなるからです。 抱っこをされるということは、外敵から攻撃をされても咄嗟に動くことができないということになり、猫にとっては大変な問題でしょう。 もちろん、猫は大好きな飼い主に抱っこされるのが好きな場合もありますが、気まぐれな猫は「いまは抱っこされたくない!」と考える時もあります。
大きな音を出す
先述したように、猫は大きな音が嫌いです。 そのため、人間がドスドスと歩いたりドアを強く閉めたりする際の、大きな音も嫌いでしょう。
寝ている時に起こす
猫は、1日の大半を寝て過ごします。 しかし、熟睡している時間は短く、ほとんどが浅い眠りです。 そのため、「いつも寝ているから大丈夫だろう」と、寝ている猫を撫でたり抱っこをしたりして起こしてしまうと、寝不足になる可能性があります。
猫と仲良くなる方法

最後に、猫と仲良くなる方法についてご紹介します。 これらのことをすれば、猫との信頼関係を築くことができるでしょう。
静かに過ごす
猫は、大きな音を立てない人を好みます。 歩く音やドアを閉める音も静かで、大きな声でびっくりとさせない人は、猫に好かれるでしょう。
高い声で話しかける
猫は先述したように、低い声が苦手です。 そのため、猫に話しかける時はなるべく高い声にしましょう。 高い声で話しかけることで、猫は飼い主の声に怖がることはなくなります。
いっしょに遊ぶ
猫は単独行動を好みマイペースな動物ですが、飼い主とのコミュニケーションもなければストレスが溜まってしまいます。 そのため、毎日数分は猫じゃらしなどでいっしょに遊んであげましょう。 猫といっしょに遊ぶことで、猫は「この人は自分と遊んでくれる人で、危害は加えないはずだ」と学習して、自ら飼い主の下へ近づくようになります。
おやつを与える
猫と仲良くなるには、おやつを与えるのも良いでしょう。 おやつを嫌いな猫は少ないため、はじめて会う猫であってもおやつを与えることで警戒心を解いてくれるかもしれません。 ちなみに、猫におやつを与える際は、自ら近づくのではなく猫から近づいてくるのを待ちましょう。
放っておく
猫と仲良くなりたいからと、むやみに構ってはいけません。 猫を放っておくことも、仲良くなるための大切な方法です。 1日中放っておくのは良くありませんが、猫が自ら近づいてこない限りは放っておいても良いでしょう。 猫は放っておかれることで、居心地が良い人だと認識するかもしれません。
猫が嫌いな音やにおいに気を付けよう

猫は、大きな音や柑橘系のにおいが嫌いです。 人間より聴覚も嗅覚も優れている猫にとって、大きな音や刺激臭は嫌なものです。 そのため、日頃から音やにおいに気を付けて過ごすことが、猫と仲良くなる秘訣といえます。 また、猫の嫌がることを避けることも、猫と仲良くなる方法のひとつでしょう。
著者情報
けんぴ
若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。
