猫も赤ちゃん返りをする?

まずは、猫も赤ちゃん返りをするのかどうかについて解説します。 また、赤ちゃん返りをした猫がみせる仕草についてもチェックしてみましょう。
猫も赤ちゃん返りをする
猫も、人間のように赤ちゃん返りをすることがあります。 赤ちゃん返りとは、人間の3~7歳くらいの子どもが母親のおっぱいをほしがったりお漏らしをしたり、まるで赤ちゃんに戻ってしまったかのような行動をみせることをいいます。 猫も赤ちゃん返りをすると子猫のような甘え方をするようになるでしょう。 ちなみに、詳しくは後述しますが、人間の子どもの赤ちゃん返りの理由が兄弟への嫉妬などが原因ですが、猫の場合は嫉妬が原因となることはありません。
猫が赤ちゃん返りをした時にみせる仕草
猫が赤ちゃん返りをした時にみせる仕草は、たくさんあります。 はじめに挙げられるのは、飼い主に甘えたように鳴くことでしょう。 また、喉をゴロゴロと鳴らしてすり寄ってくることもあります。 もともと飼い主に甘えるのが好きだった猫は、いままで以上に甘えてくるようになるでしょう。 猫によっては、毛布をふみふみしたり吸ったりするような仕草もみられます。 ちなみに、反抗期の子どものように攻撃的になることもあるでしょう。
シニア猫になると赤ちゃん返りをする?
猫は、シニア猫と呼ばれる10歳以上になると赤ちゃん返りをすることがあります。 これは、若い頃は運動量が豊富でキャットタワーの上などでのんびりと暮らしていた猫が、高齢になり運動能力が低下することで自然と飼い主のそばで生活をすることが多くなることが原因でしょう。
猫は頻繁に赤ちゃん返りをする
子どもが赤ちゃん返りをするタイミングは、新しく兄弟ができたなど、いままで両親からの注目が自分だけだったのがほかの人間に移った時に多いです。 つまり、人間の子どもが赤ちゃん返りをするのは嫉妬が原因といえます。 しかし、猫は人間の子どもよりも頻繁に赤ちゃん返りをするといわれています。 年齢を問わずに、飼い主に甘えたくなった時にみせる仕草が、赤ちゃん返りだといえるでしょう。
猫が赤ちゃん返りをする理由とは?

猫は、なぜ赤ちゃん返りをするのでしょうか? 猫が赤ちゃん返りをするのは、それなりの理由があるのです。
幼少期に母猫と接する機会が少なかった
幼少期に母猫と接する機会が少なかった猫は、赤ちゃん返りをすることが多い傾向にあります。 幼い頃に母猫に甘えることができなかったことから、代わりに飼い主に甘えているのでしょう。 これは、幼い頃に飼育放棄されてしまった子猫や、早々と取引されるペットショップの子猫などに多くみられます。
ストレス
猫は、ストレスを抱えると赤ちゃん返りをすることがあります。 猫がストレスを抱える原因はさまざまですが、主に引っ越しなどの生活環境の変化や、新しい猫が迎え入れられた時などが挙げられます。 ストレスを感じて赤ちゃん返りをした猫は、攻撃的になることが多いでしょう。
避妊・去勢手術をした
避妊や去勢手術をした猫は、赤ちゃん返りをしやすくなるといわれています。 これは、避妊や去勢手術をしたことにより、交尾をする必要がなくなったからです。 避妊や去勢手術をしていない猫は、交尾をするために異性を探したり、まわりを警戒して行動したりしなければならないため、繁殖期には飼い主に甘える余裕がありません。 しかし、避妊や去勢手術をして異性を探す時間がなくなったことにより、飼い主に甘える時間が増えたため、赤ちゃん返りをしやすくなるのでしょう。
猫が赤ちゃん返りをした時の対処方法

猫が赤ちゃん返りをした時は、正しい対処をしなければなりません。 甘えたい気分になった猫の気持ちを、しっかりと満たしてあげましょう。
構ってあげる
猫が赤ちゃん返りをして甘えてきた時は、きちんと構ってあげましょう。 猫じゃらしで遊んだりブラッシングをしてあげたりして、猫の「飼い主に甘えたい」という欲求を満たしてあげます。 もしも忙しくて猫に構ってあげることができないのであれば、話しかけてあげるだけでも良いでしょう。 軽く撫でてあげるだけでも、猫はいくらか満足できるはずです。
毎日少しでも構う
猫がストレスで赤ちゃん返りをしないように、毎日少しでも構ってあげることが大切です。 1日5分でも遊んだり撫でたりしてあげるだけで、猫は満足はしないまでも、赤ちゃん返りをしなくなるでしょう。 もちろん、時間がある休日などは、思い切り遊んであげてストレスや運動不足を解消するのも忘れてはいけません。
シニア猫のそばにいてあげる
愛猫が高齢になると、体力がなくなってくるため飼い主と遊ぶことにも疲れてしまいます。 そのため、シニア猫が赤ちゃん返りをした時には、そっとそばにいるようにしましょう。 常に飼い主が近くにいるだけで、猫は安心するはずです。
猫の赤ちゃん返りの理由は人間とは違う

猫も、人間の子どものように赤ちゃん返りをすることがあります。 人間の子どもが赤ちゃん返りをする理由は、主に兄弟などへの嫉妬です。 しかし猫の場合は、幼い頃に母猫に甘えることができなかったり、ストレスだったりします。 そのため、日頃から猫をしっかりと構って、赤ちゃん返りをしないようにしましょう。 もしも猫が赤ちゃん返りをしてしまったら、無視をしてはいけません。 猫が満足いくまで遊んだり撫でたりして、コミュニケーションをとる必要があります。 また、ブラッシングをするのも良いでしょう。 飼い主としては、マイペースである愛猫に甘えられたら嬉しい気持ちになるかもしれませんが、猫の赤ちゃん返りは言葉の話せない猫からのメッセージなのかもしれません。
著者情報
けんぴ
若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。
