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猫がゴロゴロと喉を鳴らすのはなぜ?理由と対処方法を解説

猫がゴロゴロと喉を鳴らすのはなぜ?理由と対処方法を解説

猫といっしょに過ごしていると、ゴロゴロと喉を鳴らす姿をよく見かけます。 これは「喉鳴らし」と呼ばれ、猫ならではの行為といえるでしょう。 この記事では、猫がゴロゴロと喉を鳴らす理由と対処方法を解説します。
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猫がゴロゴロと喉を鳴らす理由とは?

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まずは本題である、猫がゴロゴロと喉を鳴らす理由について解説します。 理由がわかれば、正しい対処ができるようになるはずです。

甘えている

猫がゴロゴロと喉を鳴らす理由の多くは、飼い主に甘えたいからでしょう。 特に甘えん坊の猫は、飼い主のそばでゴロゴロと喉を鳴らし続ける傾向にあります。 猫によっては、飼い主が寝ている時でも顔の近くでゴロゴロと喉を鳴らして、なかなか寝かせてくれないこともあるでしょう。

リラックスしている

猫は、リラックスしている時もゴロゴロと喉を鳴らします。 ベッドで寝ている時や日向ぼっこをしている時など、安心しているサインとしてゴロゴロと喉を鳴らすことが多いでしょう。

飼い主にアピールしている

猫によっては、ゴロゴロと喉を鳴らすことで飼い主に「撫でてほしい」とアピールしていることもあります。 これは、過去にゴロゴロと喉を鳴らしていた時に飼い主に撫でられた経験がある猫に多い行動です。 また、お腹を出しながらゴロゴロと喉を鳴らす時は、「お腹を撫でてほしい」というサインなのでしょう。

ストレス

実は、猫がゴロゴロと喉を鳴らすのは気分が良い時だけではありません。 猫は、ストレスを感じた時にもゴロゴロと喉を鳴らすことがあるのです。 猫がストレスを感じる原因はさまざまですが、主にシャワーや爪切りなどの慣れないことをする際に、ゴロゴロと喉を鳴らすことが多いです。 また、体調不良の時にもゴロゴロと喉を鳴らすことがあります。 これは個体差がありますが、体調不良の時に喉を鳴らす時は、いつもよりも低めの音を出す傾向にあります。

もともとは子猫が母猫とコミュニケーションをとる手段

猫がゴロゴロと喉を鳴らすのは、もともと子猫が母猫とコミュニケーションをとる手段として使われていたものです。 産まれたばかりの子猫は視覚や聴覚が発達しておらず、母猫に「元気だよ!」という伝える術がゴロゴロと喉を鳴らすことなのでしょう。

猫がゴロゴロと喉を鳴らすことによる効果

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猫がゴロゴロと喉を鳴らすと、猫だけではなく人間にも効果をもたらすと考えられています。 次に、猫がゴロゴロと喉を鳴らすことによる効果について見ていきましょう。

骨折の回復を早める?

猫がゴロゴロと喉を鳴らすことで、骨折の回復を早めると言われています。 これは周波数が関係していると考えられており、猫がゴロゴロと喉を鳴らすことで発生する20~50ヘルツの細かい振動が、骨に含まれる骨芽細胞や破骨細胞を活性化して骨密度を高めてくれるということが研究によりわかっています。 ちなみに猫は骨折などの体調不良の時にもゴロゴロと喉を鳴らすと先述しましたが、この喉鳴らしの効果によりほかの動物よりも3倍速く骨折を治すのです。

人間へのリラックス効果

猫がゴロゴロと喉を鳴らすのは、人間へのリラックス効果もあると言われています。 これは「愛猫が喉を鳴らす姿は可愛いなぁ」という癒しの効果ではなく、先述したような猫の喉鳴らしによる振動で、人間の副交感神経を優位に立たせるというきちんとした理由があるのです。 副交感神経が優位になると、セロトニンが分泌されます。 セロトニンは「幸せホルモン」とも呼ばれており、セロトニンが分泌されることにより緊張やストレスが緩和することが期待できます。 そのため、愛猫といっしょに生活をしているだけで、知らず知らずのうちに飼い主のストレスも軽減されているということです。

猫がゴロゴロと喉を鳴らす時の対処方法

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猫がゴロゴロと喉を鳴らす時は、どのように対処すれば良いのでしょうか? 正しい対処をすることで、愛猫との信頼関係をさらに築くことができるかもしれません。

構ってあげる

猫が飼い主のそばでゴロゴロと喉を鳴らす時は、思い切り構ってあげると良いでしょう。 猫といっしょに遊ぶことで、猫は飼い主と遊びたい欲求を満たすことができますし、信頼関係の構築にも繋がります。 猫は十分に飼い主に構ってもらって満足することで、ゴロゴロと喉を鳴らすことなく大人しくなるはずです。 時間によっては猫の喉鳴らしがうるさく感じることもあるでしょうが、そんな時こそ思い切り構ってあげることが大切だといえるでしょう。

おもちゃで気を逸らす

猫が飼い主に構ってほしいという気持ちを逸らすために、おもちゃを与えることもおすすめです。 おもちゃを与えることで、猫はある程度は満足しておもちゃで遊んでくれるでしょう。 ちなみに、自動で動く猫用おもちゃを与えることで、飼い主は楽できるはずです。

動物病院へ連れて行く

猫がゴロゴロと喉を鳴らす時は上機嫌のことが多いですが、場合によっては体調不良の可能性もあります。 猫が気持ち良さそうな顔をしながらゴロゴロと喉を鳴らしていれば問題はないでしょうが、喉鳴らし以外に元気がなかったり下痢や嘔吐をしていたりなど、いつもと様子が違う時には一度動物病院へ連れて行くと良いでしょう。 もしかしたら、飼い主の気が付かない怪我や骨折を抱えていることも考えられますし、何らかの病気が原因でゴロゴロと喉を鳴らしているのかもしれません。 一度愛猫を獣医師に診せることで、猫がゴロゴロと喉を鳴らす理由が特定できるはずです。

猫がゴロゴロと喉を鳴らすのは上機嫌なことが多い

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猫がゴロゴロと喉を鳴らす理由はさまざまですが、主に飼い主に構ってほしかったりリラックスをしていたりと、上機嫌であることが多いです。 そのため、飼い主は愛猫がゴロゴロと喉を鳴らしている時は、しっかりと構ってあげて信頼関係を構築することをおすすめします。 しかし、猫がゴロゴロと喉を鳴らすのは、体調不良が原因のこともあります。 もしも愛猫がいつもと様子が違った場合は、一度動物病院へ連れて行くと良いでしょう。

著者情報

けんぴ

若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。